「リーダーシップ」考察

今私は、職場で「リーダーシップ」を発揮しないといけない局面にあります。
組織という「船」を護るために、どうしても必要なのです。
 
だから、なけなしの「リーダーシップ」を発揮したいと想います。
しかしはたして、自分に十分な「リーダーシップ」があるかどうか・・・
 
・・考えないといけません。
 
今、持っている「リーダーシップ」と、
これから獲得しないといけない「リーダーシップ」を。
 
さて、「リーダーシップ」については、
様々な研究がなされており、
様々な書籍が発行されています。
今回は、そういった学術的なお話ではなく、
純粋に私の経験則に基づく「考察」を描きたいと思う次第です。
 
まず、私の持っている「リーダーシップ」を「考察」します。
幸運にも、私が生まれつき持っている「リーダーシップ」のかけら。
それは、相手を「承認」できる「真っ直ぐさ」です。
そして、相手の「幸せ」を願える「真っ直ぐさ」です。
 
相手を掛け値なしに「承認」して、相手の「幸せ」を純粋に願えると、
相手が自分を受け入れてくれる可能性が高くなる、と私は考えます。
 
「リーダーシップ」を発揮するには、
まず相手と「心」がつながる必要があると、私は考えるのです。
 
ただ、相手を「承認」し、相手の「幸せ」を純粋に願うだけでは、
半分の人とは「心」がつながっても、あと半分の人とはつながれない。
 
そう。今の私には、あと半分の人に反応してもらえる何かが不足しているのです。
それは、「行動」すること。それから、「行動」するための高い「能力」。
 
実際に私は、今一つの壁に突き当たっています。
その壁は、私が「行動」できないから、あまり「心」をつないでくれない人達。
 
だから、私は「行動」しないといけません。
誰よりも、この「船」のために。
これが、現在私に欠けている「リーダーシップ」なのだと思います。
 
ところで、「リーダーシップ」の源泉となる「行動」の動機は、
私的でなく公的なものでなくてはならないはずです。
自身の「欲」や「私怨」等で動く人には、誰もついていかないでしょう。
 
そうではなくて、
例えば「皆が乗っている船を護る」という公的な動機が必要だと思います。
 
「感情」に流されず、公的な動機で「行動」を起こせる人に対してのみ、
人は安心して自身の行く道を委ねることができるのです。
「船」の中でどんなパーティーが行われていても、
常に行く先の航路を望遠鏡で眺め、
迫り来る「氷山」から皆の乗っている「船」を護ろうとする冷静さ、客観力。
 
このように考えていくと、
私なりの「リーダーシップ」理論が少しずつできあがってきます。
 
現時点の私の「考察」では、「リーダーシップ」に必要な要素は以下の4つです。
(1)「承認」の意志
(2)「行動」の意志
(3)「感情制御」の意志
(4)「公的貢献」の意志
 
これらの4つの意志を持っていれば、「リーダーシップ」を発揮することができるはず。
この仮説にて、「実践」で試行錯誤してみます。
私に「リーダーシップ」が求められるこの局面。
「考察」と「実践」の双方を行い、是非「リーダーシップ」を磨いていきたいと思います。
 
「幸せ」を「考察」する私にとって、
「リーダーシップ」は「幸せ」な環境を創造するために不可欠な力です。
是非、自分なりに把握して少しずつ自分のものにしていきたいと思います。