考えるな。着手するんだ。

私は、基本怠け者です。
「やりたいこと」をやるのは簡単にできますが、
「やらなければいけないこと」をやるのは心理的負荷がかかります。
「やるべきこと」にいたっては、大きな大きな壁が私の前に立ちふさがります。
 
ブログは「やりたいこと」なので、ご覧のように日々続いています。
仕事のような「やらなければいけないこと」も、毎日こなしております。
これができないと、社会人はやっていけませんからね。
ただ、問題は「やるべきこと」です。
 
私は今までこれを、うまくやれた試しがありません。
「やるべき」ということは頭ではわかっていても、行動に起こせない。
例えば、今までダイエットや運動は
「やるべき」と頭ではわかっていたけど、実行はできない領域でした。
意志が弱いと言えば、それまでですが、
「意志を強く持とう」と思い続けても、そう簡単に強くなるものはではありません。
というか、私の個人的な感覚では、
意志の強い人は生まれつき強く、
意志の弱い人はどんなに頑張っても意志自体を強くすることはできないと思っています。
 
という訳で、意志の弱い人が「やるべきこと」をやるためには、工夫が必要です。
今のところ、私の持ち駒は2つ。
 
一つ目の工夫は、着手することに注力すること。
例えば「皇居ラン」の場合は、何はともあれジョギングウェアに着替えてしまう。
それさえしてしまえば、こっちのものです。
どんなに気乗りしなくても、私は走り始めます。
そして、もともと「やるべきこと」なので、走り始めたら達成感が推進力となり、
私のマインドは「いやいやモード」から「自動完走モード」に切り替わる訳です。
 
二つ目の工夫は、「やるべきこと」を「やりたいこと」に近づけて楽しむ工夫。
例えば、「皇居ラン」すると、いろいろとブログネタが転がっていて、
知的好奇心が大いに刺激されます。
また、「皇居ラン」をした後は、気分が一日良好となります。
こういった自分にとってよい体験ができたら、
「やるべきこと」をやったときのその楽しさを繰り返し頭の中で反芻するのです。
そうすれば、「やるべきこと」がだんだんと「やりたいこと」にシフトしていきます。
 
そうやって、1日のほとんどの時間が「やりたいこと」で埋められたら、
これほど楽しくて最強の人生はない訳です。
意志の弱い私は、「やるべきこと」を愛することで、
生きていくために必要な行動力を獲得していこうかなと思っている次第です。