ラムネとビー玉の関係


 
皆さんは、ラムネとビー玉ってどちらが先にあったかご存知ですか?
答えはラムネ。ラムネが先にこの社会に登場しました。
ラムネは戦前から広く庶民に親しまれている飲み物であり、
当時たくさんのラムネ工場があったと言います。
さて、このラムネ。
他の飲み物にはない大きな特徴がありますよね?
そう、それはビンの中のガラス玉。
あのガラス玉も、ラムネ工場でせっせと作られていた訳ですが、
やはりどうしてもできの悪いモノが出てきます。
そこで工場では、できの良いのを「A規格」と呼び製品として使用。
そして、できの悪いのを「B規格」と呼んでいました。
この「B規格」のガラス玉、ただ捨てるのももったいない。
そこでラムネ工場は、このガラス玉を玩具問屋に売ったのだそうです。
そう、これが「ビー玉」の始まり。
 
もう察しはついたかもしれませんが、
「B規格」の玉なので、名前は「ビー玉」となった訳です。
 
ビー玉とラムネビンの中のガラス玉、
何だか似ているなぁとずっと思っていましたが、
起源は一緒だったんですね。