雑学

「ほうじ茶」を知ろう

「ほうじ茶」、好きですか? 私は、あの優しくて香ばしい味が好きで、コンビニでよく買います。 緑茶よりも好きです。 さて、今日は「ほうじ茶」について知りましょう。 (「ほうじ茶」のウィキペディアは、こちら) まず皆さんに、漢字の読み方テストです。…

ツバメは短足

この時期ツバメが、 越冬地の台湾や東南アジアから日本に繁殖のために、 帰ってきていますね。 ツバメの産卵期は4月から7月頃です。 鹿児島県に到着するのが2月下旬から3月上旬。 関東地方には、3月下旬から4月上旬に到着するようです。 9月中旬から10月下旬…

鳥はなぜ鳴くの?

朝の鳥達の声。 私は、とてもさわやかで大好きです。 鳥は、他のどんな生物よりも、よく鳴きます。 しかも、遠く前聞こえるような大きな声で。 「雉(きじ)も鳴かずば撃たれまい」という言葉があります。 これは、 雉は鳴かなければ居所を知られず、猟師に…

渡り鳥のように、格好よく「逃げる」

中国拳法には、形意拳と呼ばれる武術があります。 その中に、 十二形拳と呼ばれる十二種の動物の意を表した型があるそうです。 (龍形拳、虎形拳、猴形拳、馬形拳、黽形拳、 鶏形拳、鷂形拳、燕形拳、蛇形拳、 鳥台形拳、鷹形拳、熊形拳) またその他にも、…

「メジロ」推し

私は昔から、野生の生き物が好きでした。 彼らの生き様から学ぶことはたくさんあります。 そして感動したり感嘆したり、心を動かされるのです。 野生の生き物と言っても、ライオンやゾウにはあまり興味がありません。 私の隣人ではないからです。 私は、身近…

コロッケにまつわるエトセトラ

今日は、朝食でコロッケを食べました。 久しぶりのコロッケは、 なんだか安心する味でした。 という訳で、 ついでにコロッケにまつわる知識も一緒に頂いちゃいましょう。 はたしてコロッケは、どのように日本に定着していったのでしょうか? いつものごとく…

「ボトックス」の笑えない話

最近「脳には妙なクセがある(扶桑社)」という本を読みました。 「脳」を研究されている東京大学教授の池谷裕二さんが書かれた書籍です。 私はこの方の「脳」に関する書籍を他にもいくつか読んでいます。 どれも「脳」に対する知見を新たにできる面白い内容…

仕事を持つ魚「ホンソメワケベラ」の責任

前回のブログ記事で、「責任」についての考察を描きました。 単独で生きているならいざ知らず、 社会や組織の中で「恩恵」を受けながら生きている場合、 集団に対して何らかの役割を担う必要がある訳です。 私はこれを、「責任」と定義しました。 「責任」と…

摂氏と華氏

どこにいても、共有知識にアクセスできるこのインターネット時代。 私は気になった疑問は、すぐにスマホやPCで調べることにしています。 この前調べたのは、摂氏と華氏についてです。 漢字で書いてもわかりづらいかもしれませんね。 摂氏(せっし)と華氏…

「利己的な腸」

「利己的な遺伝子」という リチャード・ドーキンス博士が提案した有名な生命の解釈があります。 個々の生命は「遺伝子」の乗り物に過ぎないという考え方です。 「遺伝子」には、自身のコピーを増殖させるという至上命題があります。 その目的を達成するため…

コンピュータはクイズ王になれるか?

コンピュータがチェスの世界チャンピオンに勝った話。 知っている人は多いと思います。 そのコンピュータの名は「ディープ・ブルー」。 IBMがチェス専用のスーパーコンピュータとして開発しました。 (ウィキペディアは、こちら) 「ディープ・ブルー」が…

「大きさ」は、リアルか?

「点」とは、空間における正確な位置を定義するために使われる概念です。 一切の体積、面積、長さを持ちません。 (点のウィキペディアは、こちら) 「一切の体積や面積、長さを持たない」と言われても、 「概念」としてなら、容易に理解できると思います。 …

セミのさえずり

最初、私は鳥のさえずりだと思っていました。 「ジジジジジジジ、フィーヨフィーヨ」 3年前に引っ越してきた今の町で、 この時期、こんな鳴き声をあっちこっちで聴きます。 一体どんな鳥が鳴いているんだろう? ずっと、気になっていました。 昨日町を歩いて…

鍵の歴史(日本)

先日、何となく家の鍵を見つめていて、 日本における鍵の歴史を知りたくなりました。 「日本って、昔は鍵が存在していたのかな?」 昔の日本の戸締まりというと、 私は「心張り棒」をイメージします。 引き戸が開かないように、家の中から押さえておく「つっ…

「漆黒の蝶」

私は、飛んでいる蝶を見るのが好きです。 飛んでいる蝶が視界に入ってくると、 私の注意はそこに惹きつけられます。 あの独特の存在感。 それは、あの美しい羽の模様や形だけでなく、 彼らの特徴的な飛び方によって、醸し出されています。 そう言えば、私の…

ポケモンGOと「雑草」戦略

最近私も、ポケモンGOをやっています。 世界中で大流行している、全く新しい形のゲーム。 「これは、やってみないと!」と、私の好奇心が刺激されました。 ポケモンGOは、 「最初の1か月間で最もダウンロードされたモバイルゲーム」として、 ギネス記録…

植物の生存戦略「C-S-R三角形」

「C-S-R三角形」は、植物の生存戦略に関する仮説です。 ジョン・フィリップ・グライム博士によって提唱されました。 (ウィキペディアは、こちら) この仮説で示されている3つの戦略は、以下の3つです。 (1)ストレスが小さく撹乱が少ない生育場所に適応し…

ただただ、生きることができるようになると・・・

ススキの根本から、 ナンバンギセルという植物が生えていることがあります。 (ウィキペディアは、こちら) 写真を見て頂ければわかるとおり、 南蛮渡来のキセルのような形の花を咲かすところから、 この名前がついています。 実はこの植物、ススキなどのイ…

アマゾネスのような魚「ギンブナ」

アマゾネスは、ギリシャ神話に登場する女性だけの部族です。 黒海沿岸の他、アナトリア(小アジア)や北アフリカに住んでいた、 実在した母系部族をギリシア人が誇張した姿と考えられています。 (ウィキペディアは、こちら) 基本的に女性のみで構成された…

「アレロパシー」

ずっとアウトプットしたかったお題があります。 それは「アレロパシー」。 雑草に興味を持つ私は、 セイダカアワダチソウやナガミヒナゲシ等、 現在隆盛を極めている勝ち組の雑草が、 土壌に「アレロパシー」という毒を分泌することを知りました。 この毒で…

魚の世界で成立する「信頼」関係

ホンソメワケベラという魚をご存じですか? おそらく、多くの人がこの名前に聞き覚えがあると思います。 それは、この魚がとても変わった生態をしていて、 よくテレビで紹介されるからです。 (ホンソメワケベラのウィキペディアは、こちら) では、実際の画…

「仲間」の定義

私は、「なんとなく」というのがダメなたちです。 頭の中で明確にイメージできないと、腑に落ちません。 例えば、自分というものの存在が「なんとなく」では、イヤです。 自分なりに、頭の中で納得できていないとモヤモヤします。 同様に、世界とか生命とか…

月がこんなに丸いから

昨日は、満月でした。 家までの帰り道、 きれいなお月様だったので、 ぼーっと眺めていました。 「月には、ウサギがいるんだっけ」 満月の模様の中に、耳の長いウサギを探します。 そうすると浮かび上がってくる、餅をつくウサギ。 さてさて日本では月にウサ…

三倍体というクローンで増える植物

雑草を調べていると、クローンで増える植物が結構多いことに気がつきます。 一番ノーマルな植物の増え方は、 おしべとめしべによる受粉です。 しかし、せっかく花を咲かせるのに、 花粉が持ってくる他の花の遺伝子を使わずに、 自分のクローンで増える植物が…

ガビチョウ

ある日私は、朝の4時半に目を覚ましました。 それは、屋根の方から大きな音がしたから。 高音で大音量。 よく聴くと、鳥のさえずり? だけど、まるで目覚まし時計のデジタル音のような大音量が長く続きます。 「これは、本当に鳥のさえずりなのか?」 あま…

「ラプラスの魔」

今日は「ラプラスの魔」について。 私の中で、声に出して読みたい3大科学用語の一つとなっています。 残りの2つは、「シュレディンガーの猫」「マクスウェルの悪魔」です。 上記は、既にブログ記事としてアップしています。 内容が気になる方は、よかった…

アスファルトをついばむスズメは何を食べているのか?

5年間ずっと不思議に思っていた光景がありました。 それは、スズメの群れが車道のアスファルトにいて何かを一生懸命ついばんでいる姿です。 車が来ると一旦その場を離れるのですが、 車が通りすぎるとすぐその場に戻って、ついばみを再開します。 何もないア…

マレーバク

マレーバクと言われて、動物を想起する人はどのくらいいるでしょうか? 動物とすぐに認識できた人は、 きっと子どもの頃に動物園や図鑑が好きだった人に違いないです。 あの独特の色のパターンとフォルムは、一度見たら強く印象に残ります。 そして「この動…

キジバトは、美しい

朝に、「ホーホホーホホ♪ ホーホホーホホ♪ ホ・・・」という鳥の鳴き声を、 聞いたことがありませんか? 一度聞いたら忘れない、とても特徴的な音階です。 文字で書いても伝えるのが難しいので、 動画も貼ります。 この鳴き声は、キジバトの鳴き声です。 キ…

「情報化」の現代だからこそ、「雑学」を趣味にしよう

2015年10月21日は、 あの名作映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」で、 主人公のマーティが時間移動した未来の日です。 あの映画の世界のように、 空飛ぶスケボーはまだ開発されていませんが、 当時から大きく様変わりしたことがあります。 「情報化…