「皇居ラン」規制

今日は、昨日からお腹の調子が悪く、
予定していた朝の「皇居ラン」を、午後の「皇居ウォーク」に変更しました。
日差しがとても暖かく、よい「皇居ウォーク」日和でした。
 
いつもの「皇居ラン」の時も、デジカメを携帯していますが、
今日は「皇居ウォーク」なので、よりじっくりと風景を楽しみつつ撮影をしました。

 
さて、ただ歩くだけでは退屈なので、
今話題となっている「皇居ラン」規制について、
歩行者の視点で皇居1週を歩いて考えてみることにしました。
ちなみに、私は基本毎朝「皇居ラン」をやっている側なので、
「皇居ラン」規制には懐疑的な立場です。
 
実際に観察してみますと、
確かに団体で固まって走っている方々もわずかにいらっしゃいますが、
基本は一人か二人で走っており、通行の妨げになることもなく、
道の左側を黙々と走っています。
走っていらっしゃる方は、老若男女さまざまです。
仲良く走るご高齢の老夫婦、肥満体型のおじさん、部活動の一環ぽい若い学生さん、
ダイエット中?の女性の方々、スタイリッシュなサングラス姿の外人さん。
また、休日の午前中には、同伴者の方と一緒に走る目の不自由な方もいらっしゃいます。
 
総じて、皆さん健康的に気持ちのよい汗を流しながら、軽やかに走っている感じです。
私も「皇居ラン」をする者の一人。皇居を走ることの気持ちよさはわかります。
日常のことをしばし忘れて走ることに専念できますので、
イライラやストレスとも無縁の安らぎタイムな訳です。
 
そういった状況で、多くの方々が気持ちよく走っていらっしゃいますが、
あまりにも多くの方々が走られているため、
中には、歩行者に「どけ!」と罵声を浴びせる方もいらっしゃるのでしょう。
私は実際そんな場面には出会ったことがありませんが、
そういった一部の不愉快な出来事が、今回の「皇居ラン」規制の発端となっています。
 
歩きながら考察して思うのは、
「皇居」の走る環境は、「皇居ラン」をする人々にとって本当に「宝」だということです。
だから「皇居ラン」をする人々は、自分達で進んでこの環境を守らないといけない。
是非マナーを守って歩行者に迷惑をかけないようにする必要があると思います。
千代田区観光協会が公表している「皇居ランナーマナー10の宣言」)
上記の「ランナーマナー」を見ると、「皇居ラン」は「反時計回り」がマナーのようです。
私は、今まで「時計回り」で走っていましたが、
明日からは「反時計回り」にしてみようと思います。
 
それから、万が一「皇居ラン」に規制がかけられることになるとしても、
千代田区にはバランスの取れた判断を是非お願いしたいと思います。
上がってきた苦情だけが、「皇居ラン」の全てではないのですから。
 
そんなことを考えながら、「皇居ウォーク」を楽しんできました。
最後に本日のベストショットをどうぞ。

 
Support Wikipedia