「感情」をコントロールするために

私は、先日職場で「感情」的に語気を荒げて意見を言いました。
今は、とても後悔しています。
職場の雰囲気も悪くなるし、負の「感情」は悪い連鎖を呼びますし。
「感情」的になることは、「百害あって一利なし」なのです。
 
そこで、「感情」をコントロールするための方法を、
自分なりに考察したので、ここに記したいと思います。
 
(1)「ペルソナ(仮面)」を使いこなす
 以前のブログで「ペルソナ(仮面)」の話をしました。
 人は、「真の自分」から背伸びした人格として「ペルソナ(仮面)」をつけることで、
 社会に適応しているというお話です。
 「ペルソナ」は「真の自分」にとって息苦しいものですが、
 社会から身を守る「鎧」の役割も果たします。
 ある意味、大人になるということは、
 「ペルソナ」を上手に使いこなして、
 与えられた役割をうまく演じきるということなのです。
 「感情」的になるというのは、素の自分の価値観が露呈してしまっている訳ですから、
 そこが露呈しないように、綺麗な「ペルソナ」をつけて華麗に演じる必要があります。
 それが「プロ」ということなのだと考える次第です。
 もちろん、「ペルソナ」をつけっぱなしだと破綻しますので、
 プライベートで日記をつけたり匿名でブログを書いたり、
 しっかりと「ペルソナ」を外した素顔の自分と対話をして
 「真の自分」を承認してあげることも必ず必要となります。
 
(2)「1時間」「1時間」をしっかりと美しく完全燃焼させる
 自分に自信がないと、人は「感情」的になるものです。
 では、自分に自信をつけるためには、どうしたらよいか?
 最近、この答えが見えてきました。
 目の前の「1時間」「1時間」をしっかりと美しく完全燃焼させるのです。
 そうなれるように意識を集中させると、外野の些細な声には動じなくなります。
 そして、完全燃焼を続けていると、
 自営や起業等、自身の採れる選択肢も増えていくのです。
 総売上100億円を突破するアダルトビデオの企業グループを創り上げた
 高橋がなりという経営者は、「負け犬とは選択肢を持たない人間を指す」と言っています。
 「選択肢」がなければ、人は感情的に吼えることしかできません。
 力をつけ「選択肢」を持てるようになれば、
 理不尽と感じることにも理性的に対処できる余裕が生じるのです。
 
(3)それでもなお人を愛する
 今回はまとまりがなくて申し訳ないのですが、
 最後に、私の最も敬愛するマザー・テレサのこの言葉を。
 「感情」的になるのは、「愛」が足りないのです。きっと。
 
  「それでもなお、人を愛しなさい」
 
  人は不合理 非倫理 利己的です
  気にすることなく人を愛しなさい
 
  あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
  気にすることなく善を行いなさい
 
  目的を達成しようとする時、邪魔立てする人に出会うでしょう
  気にすることなくやりとげなさい
 
  善い行いをしても、おそらく次の日には忘れ去られるでしょう
  気にすることなくし続けなさい
 
  あなたの正直さと誠実さとがあなたを傷つけるでしょう
  気にすることなく正直で誠実であり続けなさい
 
  あなたの作り上げたものが壊されるでしょう
  気にすることなく作り続けなさい
 
  助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
  気にすることなく助け続けなさい
 
  あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい
  蹴り返されるかもしれません
  それでも気にすることなく最良のものを与え続けなさい
 
 
 
さてさて、「感情」的にならない方法を3つ挙げてみました。
3つとも方向性がバラバラで、はたしてどれが「真」の答えなのか。
もう少し、考察を深める必要があるようです。
今の私には、残念ながら「真」の答えが見えません。
 
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