生き方を考察する

神は「絶対」か?

「絶対」 goo辞書によりますと、 「他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。」 と、あります。 対立するものが絶えているから、「絶対」なんですね。 またコトバンクによりますと、 相対の対立概念。 思考においても実在においても一切…

渡り鳥のように、格好よく「逃げる」

中国拳法には、形意拳と呼ばれる武術があります。 その中に、 十二形拳と呼ばれる十二種の動物の意を表した型があるそうです。 (龍形拳、虎形拳、猴形拳、馬形拳、黽形拳、 鶏形拳、鷂形拳、燕形拳、蛇形拳、 鳥台形拳、鷹形拳、熊形拳) またその他にも、…

「偽善」は存在するか?

私は「偽善」という言葉が嫌いです。 「偽善」という言葉を使うくらいなら、 それは「悪」だよって言った方が、 よっぽど潔いと思います。 「偽善」という言葉は、 誰かを否定するために生まれた言葉です。 そして「善」を為そうとする者の足を、強力に引っ…

「朝」を制する者は、「人生」を制する

私やあなたの「人生」は、もうどのくらい過ぎ去ってしまったでしょうか。 私はおそらく「人生」の半ば以上が過ぎ去ってしまっています。 今までの期間、自分は何をやってきたのだろう・・と思わなくもないです。 しかし、私達には毎日「朝」がやってきます。…

「幸せ」に生きるための様々な特殊能力

「生きる」ということは決して楽なことでは、ありません。 仏教でもそう言っていますが、 おそらく「生きる」という行為そのものは、 客観的に考えたら「苦しみ」であると言えるはずです。 何のために生まれたかわからず、 ただ「生きろ」という「遺伝子」や…

「思い出」至上主義

会社からの行き帰り、休日等、 未だにポケモンgoをやっています。 歩いた距離は、累計で860㎞です。 ポケモンを集めていると、 持てる数に制限があるので、 自分なりの優先順位をつけて、 ポケモンを捨てていく必要があります。 保管枠はすぐに一杯になるの…

「命の器」

4回前3回前のブログ記事は、 「命」とは何か?ということについての「考察」でした。 その際に、 電子書籍で参考文献を探していたところ、 小説家の宮本輝さんの「命の器」というエッセイ集に目がとまり、 レビューの評価も素晴らしかったので購読してみま…

「人生」を「旅」と思えば「ハレ」やかだ

「人生」を「旅」と思えば、 いろんな「執着」を捨てられます。 「執着」から解放されるから、 「人生」を楽しめるし、 「人」にも優しくなれ訳です。 私は「ポケモンgo」をやっています。 バカにする人もいるかもしれないけど、 「人生」を「旅」と捉えるな…

私達は、「モノ」か「情報」か?

このブログで「考察」を深めていく中で、 この「世界」は、 「モノ」と「情報」の2つで構成されているという見解を持つに至りました。 現代の科学が行っていることは、主に「モノ」の本質に迫る解明です。 「モノ」は、「数字」によって紐解かれます。 一方…

「希望」をコントロールする

今日は「希望」を考察してみます。 私は、「希望」の有無で「幸不幸」が明確にわかれると考える次第です。 「希望」=「幸せ」と言っても過言ではないと思います。 それは、私の人生経験から来た経験則です。 私が「うつ状態」の時には、私の中に「希望」は…

「頑張れない」よりも「頑張れる」方が、「人生」100万倍いい。

私が今まで生きてきて感じたことは、 「頑張れない」人生よりも「頑張れる」人生の方が100万倍いい、ということです。 頑張れているか、頑張れていないか、 私にとってそこが「人生」の大きな分かれ道となります。 「人生」の明暗を分ける、大きな大きな分か…

「美学」、アップテンポ。

「生きる」とは、歌うことだ。 自分の「美学」を、歌うことだ。 自分の「唄」を歌えなくなるとき、人は鬱になる。 歌え。自分の「美学」を歌うのだ。 私の「美学」は、「一生懸命に生きる」人々を護ること。 しかし一方で、 「迷走」して「一生懸命に生きる…

勝って兜の緒を締める。負けて「覚悟」の緒を締める。

壁にぶつかると定期的に出てくる疑問。 「生きる」ということは、どういうことなのか? その都度、現時点の答えを出す。 究極の答えでなくても、よい。 壁にぶつかっている時期というのは、 今進んでいる道に違和感があるということ。 道に、今まで見たこと…

「内向型」と「外向型」の再再考

私にとって、「世界」は2つあります。 内なる「世界」と、外の「世界」です。 今まで私は、 外の「世界」よりも、内なる「世界」に、興味を持っていました。 そんな私は、ユングが言うところの「内向的」な性格です。 (関連過去ブログ:「内向型」と「外向…

「飛べない豚」なのか「飛ばない豚」なのか

「飛ばねぇ豚はただの豚だ」 ご存じの人も多いと思いますが、 スタジオジブリの製作映画「紅の豚」の主人公ポルコの有名なセリフです。 (「紅の豚」のウィキペディアは、こちら) 生家が航空機産業に関係していたため、 幼い頃から空を飛ぶことに憧れていた…

「読書」と「登山」の違い

私は「未知」に対して、とてもワクワクします。 私は「知る」ことに対して、貪欲だからです。 この「世界」について、私は知りたい。 「世界」のことを知るためには、 「未知」をどんどん「踏破」していけばよいのです。 「未知」は山のごとく。 様々な「未…

コンビニを禁止してみる

コンビニの登場は、 私達の生活にとても大きな変化を与えました。 文字通り、その「便利さ」において。 例えば、 24時間いつでも、食べたいときにケーキが食べられることのスゴサ。 コンビニがない時代には、 美味しいケーキを食べたいときにはケーキ屋さん…

仕事を持つ魚「ホンソメワケベラ」の責任

前回のブログ記事で、「責任」についての考察を描きました。 単独で生きているならいざ知らず、 社会や組織の中で「恩恵」を受けながら生きている場合、 集団に対して何らかの役割を担う必要がある訳です。 私はこれを、「責任」と定義しました。 「責任」と…

「責任」とは

私は、様々なことをネットで調べます。 未知の領域、興味のある分野、知っているつもりのこと。 たいていの場合、 ネットの情報は、私に予想以上の知的興奮を提供してくれます。 知っているつもりでも調べてみると、 たくさんの発見があるものです。 むしろ…

「常に今から」

「世界五分前仮説」というものがあります。 哲学における懐疑主義的な思考実験の一つで、 イギリスの哲学者バートランド・ラッセルによって提唱された 「世界は実は5分前に始まったのかもしれない」という仮説のことです。 (ウィキペディアは、こちら) そ…

「趣味」の重要性

ネットで、「ほぉ」と感心した書き込みがありました。 それは書き込んだ人の上司の言葉として紹介されていて、 その内容は、 「一週間に一日は趣味の時間をつくれ。 もし現在の仕事の影響で、時間的あるいは精神的に週一の趣味を続けられなくなったなら、 今…

「君がいてくれて、ありがとう!」

前回、「自己肯定感」についてのツイッターのつぶやきをいくつか紹介しました。 要点は、2つ。 (1)「自己肯定感」とは、「自分はすごい!」と思うことでなく、 いいところ悪いところも含めて、ありのままの自分を肯定するということ。 (2)「自己肯定感」は…

「精神的免疫」

1万件以上のリツイートと「いいね」をとったツイッターのつぶやきが ネット記事で紹介されていました。 ultravioletさんという方のつぶやきです。 以下、引用します。 自己肯定感を「自分は凄い人間だ!と思うこと」と勘違いしている人は多いが、 そうではな…

ドーナツに穴はあるか?

最近ネットで面白い哲学的問いかけがあったので、 私も考えてみたいと思います。 その問いかけとは、 「ドーナツに穴はあるか?」という問いかけです。 まず「哲学とは何か?」という持論を書きます。 それは「自分で考えること」です。 当たり前に盲目的に…

生きていて、何を見るか?

Two men look out through the same bars: one sees the mud, and one the stars. 「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た。」 フレデリック・ラングブリッジというアイルランドの作家の 「不滅の詩」という作品に登場する言…

「ポケモンgo」で気づく「抑制」と「衝動」

私は、「ポケモンgo」をまだ続けています。 平日の主な活動場所は、職場と家をつなぐ通勤路です。 職場からの帰り道は時間に余裕があるので、 遠回りをして帰ります。 より多くの補給スポットを回るためです。 普段の歩行距離の倍以上の距離を歩くことになる…

「内向型」と「外向型」を再考する

私は「内向的」な人間です。 あなたは「内向的」ですか? 「外向的」ですか? それとも両方ですか? この「内向型」「外向型」という区分は、ユングが提唱しました。 (ウィキペディアは、こちら) 「内向的」な人は、内気。 「外向的」な人は、社交的。 そ…

思考の「フォグランプ」

「旅は道連れ 世は情け」 「江戸いろはがるた」の「た」の文字で読まれることわざです。 故事ことわざ辞典によりますと、 昔は情報量も少なく旅先に知人などもおらず、 今と違って旅は大変不安なものだったことから、 旅に同行者がいるということはとても心…

ワクワク、愛する

私は、口頭でのコミュニケーションは得意ではありません。 しかし、伝えたいこと、発信したいことは、山ほどあるのです。 押しつけではなく。 誰かを自分の思想に染めようと言うのでもなく。 発見したものを「見て!見て!」と親にねだる子どものように、 一…

植物の生存戦略「C-S-R三角形」

「C-S-R三角形」は、植物の生存戦略に関する仮説です。 ジョン・フィリップ・グライム博士によって提唱されました。 (ウィキペディアは、こちら) この仮説で示されている3つの戦略は、以下の3つです。 (1)ストレスが小さく撹乱が少ない生育場所に適応し…