「休日」は「平日」よりもハードに

「明日があるさ」という唄があります。
坂本九が歌い、ウルフルズがカバーした曲です。
缶コーヒーのジョージアの宣伝として流れていたので、
ご存知の方も多いと思います。
　
この「明日があるさ」に、こんな歌詞が登場します。
　
　ある日突然考えた
　どうしてオレはがんばっているんだろう
　家族のため？自分のため？
　答えは風の中
　
この部分は会社員の気持ちを歌ったものですね。
　
さて、今回のブログは会社員の方に絞った内容とさせて頂きますので、ご了承ください。
　
話を元に戻します。
あなたは、上記歌詞の問いかけに答えられますか？
　
「会社のために働いているんだ」と答えられる方もいるでしょう。
そう答えられる方は、「幸せ」だと思います。
きっと、社員を大切にするよい会社にお勤めなのでしょうね。
しかし、「会社のために」と答えられた方も、
残念ながら今回のブログの内容の対象外となります。
　
さて、「家族のため」「自分のため」もしくは「答えは風の中」と考えられている方へ。
「会社のため」以外の時間を、どのくらいお持ちですか？
「平日」の朝、「平日」の業務終了後、「休日」。
上記の時間をどのくらい確保できるかは、人それぞれでしょう。
便宜的に、これらの時間をまとめて「自分時間」と呼ぼうと思います。
そして、会社の業務に従事している時間を「会社時間」と呼びます。
　
「会社時間」は、「自分時間」に比べると非常に長く、
質を高める必要もあるためエネルギーも大量に使います。
しかし「会社時間」は、己が成長するチャンスでもあるので、必要な時間です。
この時間を頑張ると、お客様や周りの人も評価してくれるので、やりがいもあります。
ただ、会社や経営者や上司の思想についていかなければならない点がネックです。
どんなに「経営理念」に立派なことを書いてあっても、
それを実践しない会社は腐るほどありますし。
　
そんな状況だから、
「どうしてオレはがんばっているんだろう？」という歌詞が出てくるのです。
　　
「家族のため」「自分のため」「よくわからないが会社のためではない」と考えた方は、
「自分時間」をどう活用するかが重要となってきます。
はっきり言って「会社時間」よりも「自分時間」が主役となります。
　
そう言えば、質問ばかりして私の答えを言っていませんでした。
私は、「自分のため」だと考えています。
自分は「与える」属性。
自分の質が上がれば、世界の幸せにより貢献できると考えています。
　
さて、あなたは「自分時間」を有効に使っていますか？
私は、「平日」の朝および「平日」の業務終了後には、
ブログを描いたりジョギングをしたりしています。
そして、最近は「休日」に目をつけました。
　
以前のブログ「「休日」の「時間」を制する者が「人生」を制する」でも描きましたが、
「休日」の時間こそ、「会社時間」よりももっと真剣に生きることが必要です。
「休日」には、義務でやることも少ない訳ですから、
しっかりと事前に「プラン」することが重要となります。
じゃあ、「休日」に何をやるべきか？
　
まずしっかりとした「休息」。
お金に余裕があれば、スーパー銭湯やマッサージや整体に行って、
お金をかけてでも「休息」すべきです。
「家族のため」に頑張るにしても、「自分のため」に頑張るにしても、
まずは、健やかな「体」と「心」が資本となります。
　
そして、「家族のため」「自分のため」に
しっかりと素敵に休日の時間をデザインして実行するのです。
この時間が、休日の「魂」の時間となりますので、
しっかり計画して着実に実現していくようにして下さい。
　
そして人生に保険をかけておくことも重要となります。
保険とは、「会社時間」の「選択肢」の模索です。
「会社時間」には、得られるものがたくさんありますが、
会社の方向性が自分の方向性と著しく違うと、
そのせっかくの自分の頑張りを、むなしく感じてしまうことになります。
　
　「どうしてオレはがんばっているんだろう？」
　
ですので、「自分の才能を発見すること」「その才能を活かす場を発見すること」も、
とても重要な「休日」のタスクになると、私は考えているのです。
　
さあ、大変。「休日」には、やることが一杯です。
「休日」を怠けずに、しっかりと頑張りましょう！
会社のためではなく、自分や家族の「幸せ」のために。