「レコーディング」は「過小評価」を防ぐ

以前、「レコーディング」と「過補償」というタイトルでブログを描きました。
「努力」し慣れない人が「努力」するためには、
「レコーディング(記録)」をするとよいという内容です。
 
今までご紹介した「レコーディング(記録)」の効能は以下のとおり。
①「努力」の「お得感」の拡大
 万歩計をつけて1日1万歩を歩くのは大変ですが、
 朝の「皇居ラン」をすると、1万歩どころか1万7千歩くらい1日で歩数を稼ぐことができます。
 どうですか?朝の「皇居ラン」は「お得」ですよね?
②「努力」の「達成感」の拡大
 「Todo帳」の項目を消していく「達成感」。あの「達成感」は、軽く癖になります。
③「努力」の「ゲーム感覚」の拡大
 例えば、打数をカウントしないゴルフは楽しいでしょうか?
 スコアをカウントして初めてゲーム性が出てくるのです。
 どうやってスコアを上げていくのか?
 「努力」もスコアをカウントすれば、ゲームとなります。
 
さて、今回新たな「レコーディング(記録)」の効能を見つけましたので、
ここで紹介したいと思います。
 
私は、万歩計をつけて朝の「皇居ラン」をしています。
家から出て皇居をほぼ1週し、そして家に帰る行程です。
この行程の道のりを、私は7km程度ではないかと考えていました。
皇居1週は約5kmですから、家から皇居までの往復を2kmと捉えていたのです。
 
しかしある時、実際の距離はどのくらいか、万歩計を使って算出してみようと思いました。
どうやったかと言うと、皇居1週の歩数と全体の歩数を把握して、
全体の歩数が皇居1週の歩数の何倍か算出し、それに5km弱を掛けたのです。
そうしたところ、短めに見積もっても9kmは走っていることが分かりました。
 
今まで「努力」のできなかった自分。
どうしても、自身の成果を過小評価してしまう癖がついていたようです。
実際には、毎朝10km弱を走っているということを知り、
更に自分の「努力」に自信を持てるようになりました。
 
上記の経験から、私は「レコーディング(記録)」には、
自身への「過小評価」を防ぐ効能があるとわかったのです。
ついつい、いつもの癖で、「自分は努力してもこんなもん」という評価をしていては、
「努力」はいつまでも苦しいままだと思います。
周りの人並みに自分も「努力」できるんだという気持ちが、いかに楽しいものか。
こればかりは、「怠惰」な人にしかわからない喜びなのでしょう。
 
誰だって、やればできるんです。
「レコーディング(記録)」は、それを気づかせてくれます。
 
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