「新しい扉」を開きました

1年半以上続けているこのブログ。
当初は、とにかく自分の想いや考えを、
他の人にも見てもらえるようなレベルに整理してみようという気持ちで始めました。
 
ところが、思っている以上にアクセスカウンターの数字が伸び始め、
コメントも頂けるようになり、
そしてツイッターでツイートしてもらえるようにもなり、
はてなブックマークにも登録して頂き、
フェイスブックの「いいね!」も押してもらえるようになったのです。
そして、記事の寄稿をネットコンテンツの会社様に依頼されるまでになりました。
また、はてなブックマークのランキングに登場したこともあります。
 
こんな状態になるとは、夢にも思っていなかった訳ですが、
ネットの世界はカオスで面白いですね。
私の発信を多くの人に読んでもらったことに、素直に喜びを感じます。
 
また、ブログで自分の考えを発信することで、
実世界にも変化がありました。
それは、主に2つ。

一つは、実世界でのコミュニケーションの深化。
ペンネームで描いているこのブログですが、
一部の知り合いにはこのブログを描いていることを話しています。
良かれ悪かれ、私の価値観を知ってもらう機会ができたことは、
誤解のないスマートな人間関係の構築に寄与したように思います。
正直、私の考えは異端であり、私は変わり者です。
私が独特の価値観を有することを知ってもらえれば、
相手に私の言動の背景を理解して頂けるので、
より深いところからのコミュニケーションが可能となります。
「ああ、この人は変な人だな。こんな価値観を持っているのか。理解できない。」
例え、上記のように相手が感じた場合でも、
そこを踏まえた上で、コミュニケーションをできるのですから、
ムダな腹の探り合いや、意味を図りかねる言動への勘ぐりがなくなる訳です。
 
そして実世界に起きた変化のもう一つが、「新たな出会い」です。
私の価値観を知って頂いた上で、
それでも新たに会って頂ける方がいらっしゃいます。
私を構成する価値観に興味を持って頂ける方との「出会い」は、
私にとって、人生という旅の道程で巡り会う「宝」です。
 
ある日、ブログ記事を読んで頂いた方からご連絡を頂き、
お会いすることとなりました。
その際に、その方が運営に携わっている「読書会」のお誘いを頂いたのです。
そして実は昨日、私は生まれて初めて「読書会」というものに参加してきました。
「Shablio(シェブリオ)」というシェア読書会です。
シェア読書会では、
各参加者がオススメしたい読み終わった本を持ち寄り、皆の前でその本を紹介します。
そして気に入った本があったら、持って帰ることが可能。
「課題図書」という強制的に読まなければいけない本がある訳でもないので、
ゆるやかな形で、本好きの方々とコミュニケーションができる訳です。
 
この読書会の大きな特徴は2つあるなと感じました。
 
一つは、自分が普段読むジャンル以外の本と出会えること。
多くの人は、本屋に行くといつも決まったコーナーに行ってしまうものだと思います。
私も大抵、本屋に行って彷徨っているコーナーは、
サイエンス系か哲学・思想系か雑学系もしくはコミックのコーナーです。
そういった知識の偏食を、この読書会で解消することができます。
参加者の想いの籠もった本の紹介を聴いて、
興味を持ったら持って帰って読んでみることができる。
こういう本との出会いを強烈にバックアップしてくれるイベントって
なかなかないのではないでしょうか。
 
そして、もう一つの特徴は、シェア図書館が少しずつできあがっていくということ。
この読書会の名前「Shablio(シェブリオ)」は、
「Share」+「Biblo(図書館)」から来ているとのことでした。
皆が持ち寄った素敵な本達は、この読書会の集会場の本棚に少しずつ貯まっていきます。
そいういった素敵な本達を気ままにシェアできるようになると言うことは、
とても意義のあることだと思う次第です。
1冊の良書との出会いは、「人生」をも変える力をも持っていると思いますから。
 
さて私は読書会に、
ニーチェの入門書と、ソーシャルビジネスの本と、動物行動学の本を持っていきました。
そして代わりに2冊の本をお借りして、早速帰りの電車の中で読み始めました。
 
今後、この読書会でいい情報(本)を仕入れたら、
このブログでも紹介していきたいと思う次第です。
 
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