「創造価値」

皆さんは、小説や漫画を読んだりしますか?
私は、小説も漫画も大好きです。
 
ところで、小説や漫画で「いい作品」に出会うと、
その作品に感動すると共に、私はその作者を羨ましく思います。
こんな「いい作品」が描けて、「幸せ」な人だなぁって。
私も、こんな「いい作品」が描けたら、「幸せ」な気分に包まれるだろうなって。
 
知っていますか?「創造」の「幸せ」を。
私は、今はほとんど描けていませんが、昔はたまに小説を描いていました。
そして、自分なりに「いい作品」が描けると、
それだけで「深い幸せ」を感じることができたのです。
他からの評価をもらう前の段階でも、それを創れたことに「心」が深く震える。
 
まだ、この「創造」の「幸せ」を知らない人は、
自分に合った「創造」の対象を見つけて、是非この感覚を体験して欲しいと思います。
 
この「創造」の「幸せ」は、
「夜と霧」を描いた心理学者ヴィクトール・フランクルも、
「創造価値」という名目で、「幸せ」の3要素の一つとして示しているのです。。
(関連過去ブログ:「幸せの見つけ方(その3)」)
 
繰り返しになりますが、未体験の人は是非一生の内のどこかで一度は体験してみて下さい。
「心」の奥から湧き上がる得も言われぬ深い「幸せ」感を体感できます。
 
また、この「幸せ」は、「モノ」に頼らない「幸せ」なので、
万人に開かれた「幸せ」であることも魅力です。
 
さて、そういった訳で、今は仕事が忙しくてなかなかできませんが、
私はもっともっと「創造」をしたいという「夢」を持っています。
ああ、「いい小説」をまた創りたい。
 
「いい小説」を描けると、登場するキャラクターが「命」を持ちます。
私によって生まれた、「世界」に一つの「命」です。
うまく説明するのが難しいのですが、作品が誕生したその時から、
もともと私の「心」の一部だったそのキャラクターは、
私とは別の「命」として生き始めます。
そしてその「命」との間には、「愛おしい」という「心」の純粋な喜びが現れるのです。
もし神がいるとしたら、人間や生命に対して、
同じような無償の「愛おしさ」を感じているのではないかと、時々夢想します。
 
本当に「創造」は、生み出す過程は苦しくても、
生まれたときにはとても深い「幸せ」を感じさせてくれるのです。
 
こういうことを描いていると、また無性に「いい小説」を描きたくなってきました。
お盆休みくらいに、また小説にチャレンジしてみようかな。
願わくは、よい「創造」を。そして、深い「幸せ」の「喜び」を。