「自分軸」を持つ

「自分軸」を持って生きていますか?
 
回転している独楽(こま)をイメージして下さい。
独楽には、中心の「軸」があります。
この中心の「軸」があるから、独楽は「自立」しているのです。
 
そう、まさに「自立」という表現がぴったりと当てはまります。
誰の力の影響も受けずに、独楽は自らの力で立っているのです。
 
もしこの「中心軸」がぶれてしまったら、
他の人の力を借りないと立っていられない状態になってしまいます。
「自分軸」を失った状態です。
 
私は、こう考えます。
「自分軸」を失った状態では、他者を支えることもままならない。
 
「自分軸」を失った状態で、他者を支えようとしたら、
それは「共依存」の状態になります。
それで両者が立っていられれば、それでもよいのかもしれませんが、
独楽というモノは、そもそも2つセットで回り続けるような構造ではないのです。
 
ですから、その「共依存」は、
私達の精神にアンバランスな影響を与えてしまう恐れがあります。
 
もちろん、世の中は持ちつ持たれつです。
私達は、誰かに支えられ、そして支えていく存在なのだと思います。
 
しかし「自分軸」がままならない状態で、相手を支えようとしても、
それは相手に結果的に寄りかかる形になり、相手に迷惑すらかけてしまうと考える次第です。
 
ですので、まずは「自分軸」を持って、自分でちゃんと回ることが大切だと思います。
 
私の中のイメージでは、「自分軸」と「自立」のニュアンスは少し別です。
「自立」は「経済的に」とかそういう意味合いが強いと思います。
一方で「自分軸」は、自分の中心とする「価値観」を見出すことです。
 
その「価値観」は、仮説であってもいい、間違っていたっていい。
ただ、それを中心に回ろうと「心」に決めた何かです。
 
私は、ブログでの「考察」を通じて、
カメのようにゴールに向かってひたすら進む生き方を「自分軸」にしたいと感じています。
ウサギのように他の走者をゴールにして、油断したり、あるいは絶望したりしない。
 
この「自分軸」を中心に、私は回り始めたいと思います。
そうして、自分で立つことができたときに、また見えてくる風景もあるでしょう。
 
スタンド・アップ!
 
まずは、立ち上がりたいと想います。