コンビニを禁止してみる

コンビニの登場は、
私達の生活にとても大きな変化を与えました。
文字通り、その「便利さ」において。
 
例えば、
24時間いつでも、食べたいときにケーキが食べられることのスゴサ。
 
コンビニがない時代には、
美味しいケーキを食べたいときにはケーキ屋さんに行くしかありませんでした。
 
その時代、ケーキを食べるということは、
わざわざケーキ屋さんに出かけて買ってくるという特別なイベントでした。
 
ですから私の子ども時代、
食卓にケーキが登場すると歓声があがりました。
 
しかし今は、
「食べたい」と思ったときにコンビニに行けば、
夜中でもケーキを食べられる訳です。
 
私はずっと、会社帰りに毎日コンビニに寄っていました。
明確な必要性があって行くことはあまりなく、
「何か甘いものを飲食したい」と思って立ち寄るのです。
 
毎日となると、出費もそれなりになるし、
カロリーも高いので、健康面でもよくない習慣だと思います。
 
ある日、ふと考えたのです。
もし帰り道にコンビニがなかったら、どんな生活になっていたかな?って。
 
「コンビニがなかったら、不便で困る!?」という考えが頭をよぎりましたが、
「コンビニがなかった時代も普通に生活できていたな」ということに思いが至りました。
 
結局コンビニで買える物は、他でも買える訳です。
しかし家から遠くまで買い物に出かけたりする必要があったり、
年中無休24時間営業している訳ではないので、
「計画」的に購買を行う必要があります。
 
一方でコンビニは、「無計画」に購買を行うことができる。
そこが、コンビニの魅力であり麻薬なところです。
 
「計画」を好む人もいますが、
私も含めた多くの人が「計画」を面倒なものと捉えると思います。
「無計画」は楽です。
 
そう考えたときに、生活の中に「計画」をもう一度構築してみようと思いました。
生活に「計画」を組み込んでいけば、
生活がスリムになり、逆にストレスから解放されるはずです。
 
例えば、私の住んでいる自治体では、ゴミ出しが有料になりました。
コンビニでの買い物を控えれば、出すゴミも減るはず。
お金も手間も節約できます。
 
もちろん、「計画」的な購買を行えば、無駄なものを買わないので、
それ自体で大きな節約効果を生む訳です。
 
コンビニは便利で快適ですが、
そこに「無計画」の温床が生まれてしまうため、
結局後になってストレスが帰ってきてしまいます。
 
よく考えたら、コンビニで品物を物色する時間も、
毎日積み上げたら相当な時間になっているはずです。
 
スーパー等で週に1回とか「計画」的に購買して、
時間もお金も節約した方が、素敵な「人生」を生み出せる。
 
現在私はそう考え、
コンビニ禁止チャレンジをしばらく続けてみたいと考えている次第です。