昨日のサッカーアジアカップ決勝戦

昨日の夜は、テレビでサッカーアジアカップ勝戦を観戦していました。
普段、あまりサッカーを観ない私ですが、
昨日の試合はハラハラドキドキ感動の体験でした。
 
それにしても、昨日の李忠成さんのボレーシュートは本当に見事でした。
彼の想いが込められた、素晴らしいシュートだったと思います。
また、川島永嗣さんも本当によく護ってくれました。
もちろん、ザッケーローニ監督の采配もドンピシャですごかったです。
それから、今回のアジアカップでは
スタメンでなかった選手の大活躍による勝利への貢献も大きかったと思います。
まさしく全員体制。
チーム一体となった団結力や信頼感が、
今大会の日本チームの強みだったのではないでしょうか。
 
ところで、多くの人がそうだと思いますが、
私は、サッカーの試合の中でも得点した瞬間が好きです。
選手の渾身の想いのこもった、
息を呑むほどの力強く美しいシュートは、観る者の心をグッと鷲づかみにします。
そして、得点後の選手のガッツポーズのシーンや、
メンバーが集まり喜びを分かち合うシーンが、また格別に最高なのです。
多分、選手達の内面の興奮や歓喜、魂の震えが、
観る者にもテレビ画面越しに伝わって共鳴するんだと思います。
そして、その共鳴により、観戦者達も
あたかもその場でメンバー達と一緒に抱き合って喜んでいるような気分になってしまう。
これがスポーツ観戦の醍醐味の一つではないかなと、私は思っています。
 
魂の震えの震源地である画面の中の選手達は、
日頃から肉体的にも精神的にも膨大な練習をこなして努力しているからこそ、
成果を成し遂げた時の大きな歓喜を得ることができます。
私のような単なる観戦者は、
サッカーに関して選手達のように努力している訳ではないのに、
その達成の歓喜をおすそ分けしてもらえるのだからありがたい話です。
 
でも私も、昔から高校野球箱根駅伝、サッカーの国際試合などを観るたびに、
彼らのような達成の歓喜を味わいたいと思っていました。
いや、例え達成しなくても試合に敗れた彼らの涙も同価値だと思っています。
彼らスポーツ選手の人生を賭けた真剣勝負の極限の努力は、
人生の中でも最高に魂を震わせるような体験をその人に与えてくれます。
 
私も、人生の中でそのような最高の体験を味わいたい。
極限まで自分を追い詰めて努力した者にしか与えられない体験ですが、
私も生きる目的を決めた今、
そこに向かって極限まで努力したいと思います。
 
生きる目的を決めると、一日に成すことの目標も決まってきます。
正直、まだ一進一退の部分もありますが、
毎日繰り返される自分の本能との闘いに競り勝ち、
いつか自然に涙が溢れるような最高の体験をしたいと思っています。