あなたはデマを信じますか?

「デマ」についてちょっと調べてみました。
Wikipediaによると「デマ」とは・・・
 噂のうち根拠のないものを流言(りゅうげん)と呼ぶ。
 流言のうち、
 政治的意図をもって扇動的に宣伝流布されるものをデマと呼び、
 これはデマゴーグ(demagogue)から来た言葉である。
 デマは単に流言と同じ意味で使用される事もある。
・・・ということだそうです。
 
このWikipediaのページの中の
「過去に流れた流言とデマ」の項目が面白かったので少し紹介します。
 
例えば過去にこんなデマが・・・
1719年1月?
 大坂にて夜までに蕪を食べないと死ぬ説。蕪が売れに売れ騒ぎに。
1813年
 江戸にてそばを食べると死ぬ説。蕎麦屋が困る。
1910年
 ハレー彗星有毒説。
 彗星が通過する間に空気を確保するためとして、
 自転車のチューブが爆発的に売れる。
 このことは漫画『ドラえもん』にネタとして使用されている。
1986年
 『ドラえもん』が
 「実は全て植物人間である野比のび太が見た夢だった」という
 内容の最終回を迎えるという噂が流れる。
 
他にも、「うなぎは土用丑の日に食べるとよい」というのも
有名なデマですよね。
デマというかキャッチコピーって言ったほうが正しいかもしれません。
これは江戸時代に、あの発明家の平賀源内が言い出した言葉。
うなぎ屋に頼まれて、「うなぎは土用牛の日」って発言したそうです。
そしたら、「平賀先生が言うなら・・」と
皆、夏の暑い土用丑の日にうなぎを食べ始めたのだそうです。
 
実は、うなぎは秋口が脂が乗っていて一番美味いんですよ。
だから江戸時代の人は、秋にうなぎを食べる機会が多かった。
で、逆に夏は脂が乗っていなくて美味しくない。
なので、夏にうなぎを食べる人はあまりいなかった訳です。
そこでうなぎ屋の店主が夏にもうなぎを売りたいと考え、
平賀源内さんに良いアイデアはないかと相談したんですね。
 
この平賀源内さんのデマのすごいところは、
現代人も見事に騙されているってことです。
 
ところで、ふと思ったんですが、
平賀源内さんのやったことと「発掘アルアル大辞典」がやったことって
あんまり変わらないような気もしますね(笑)
 
日本人は、昔から「○○は体に良い!」というデマに弱いような気がします(笑)