皇居ランの途中で

皇居ランを続けていると、いろんなことが起こります。
 
今日は、家から出発して10分くらいのところで、迷い犬と出会いました。
黒いダックスフントです。
 
※イメージ映像

 
ハーネスをつけていたので、おそらく散歩中なのでしょうか。
しかし、飼い主が見当たらないのです。
ハーネスを引きずって、街路樹の匂いを嗅いで回っていました。
 
私は心配になって、その犬に近づきました。
この犬がすごい人懐こい犬で、
ある程度近づくと、尻尾を振って向こうから近づいてきて来ます。
そして、腹を撫でろと私の足元でひっくり返っちゃいました。
腹を撫でてやりながら、周りを見回して飼い主を探したのですが、
全くそれらしい人が見つかりません。
犬が車道に飛び出したら危ないので、ハーネスを持つと、
「散歩の続きをしよう!」とばかりに、ぐいぐい紐を引っ張って先に行こうとします。
 
この場所に留まった方がよいと思って、
その場で5分くらい飼い主がいないかキョロキョロと辺りを見回していました。
キョロキョロというよりは、オロオロという表現の方が正しいかも。
 
このまま飼い主が現れなかったら、
今日の皇居ランを中止して一旦家に連れて帰り、
発見場所の電柱などに張り紙を出すしかないかなぁと考えていたところ、
ようやく飼い主の方が来たので、無事犬を返すことができました。
 
無事に飼い主さんのところに戻れてよかったです。本当にホッとしました。
少し時間はロスしましたが、
人懐こい犬との思わぬ遭遇で少し心が軽くなったような気がします。
 
犬と分かれた後、いつもどおり皇居を一周。
今日は、ソメイヨシノよりも一足早く咲いていた大寒桜の花に出会うことができました。