ただ一つの唄を歌うために生まれた

私が高校生くらいの頃でしょうか。
上々颱風(シャンシャンタイフーン)という沖縄系の音楽グループの唄をよく聴いていました。
 
彼らが歌う唄に「愛よりも青い海」という唄があります。
当時は、生命保険会社かなんかのCMでバンバン流れていたので、
聴いたことがある方も多いと思います。
 
私はこの唄が大好きです。
女性二人の「ツインヴォーカル」という独特のスタイルで広がる伸びやかな歌声は、
疲れで凝り固まった心をす〜っと溶かしてくれます。
目をつぶると、沖縄のどこまでも青い海が目に浮かびます。
 
そして、この唄の歌詞も大好きだったりします。
特にこの部分。
「た〜だ〜一つの唄を〜歌うために〜生まれた〜♪」ってとこ。
 
「ただ一つの唄を歌うために生まれた」存在。
私は、この存在のあり方にとても心を惹かれます。
 
きっとこの存在が歌うただ一つの唄は、
どんな宝石よりも美しく、どんな海よりも深く優しく、
どんな風よりも軽快に、どんな炎よりも情熱的に、
聴く者の心を魅了する至高の唄なのではないかなと思います。
 
例え一つの唄しか歌えなくても、こんな唄に辿りつく人生なら最高です。
全てが中途半端で終わるよりもよっぽど。
 
今私は、ネットの世界にブログという唄を歌う機会を得ました。
このブログを描くために生まれたと感じるくらい、
訪れた人々の心に残る素敵なブログを描いていきたいなと思います。