児童虐待の相談件数、前年度比28%超。過去最多。

胸を締めつけるようなニュースです。
 
(元記事はコチラ
 全国の児童相談所に2010年度に相談が寄せられた児童虐待の件数は
 5万5152件(速報値)で、
 初めて5万件を超え過去最多となったことが20日、
 厚生労働省のまとめで分かった。
 (中略)
 1990年度の集計開始から20年連続の増加。
 
最近、児童虐待のニュースが増えていますが、
実数としても、20年連続で増加傾向にあるようです。
 
日本は、一体どうなってしまったのでしょうか?
年間で5万5千件って、本当に恐ろしい数字ですよ?
1日に換算すると、150件以上の児童虐待の相談が・・・
 
私は、児童虐待ほど、むごい仕打ちはないと思っています。
子どもにとっては、親が世界の全て。
親が子どもを愛すれば、子どもは世界に祝福されて愛されていると感じるでしょう。
親が子どもを虐待すれば、子どもはどんな世界を生きなくてはならないのでしょうか?
 
以前、児童虐待が連鎖することへの考察として、
「愛のコップ」理論というお話しをブログでしました。
結局、虐待する親も、その親から十分な愛情を注いでもらっていないから、
無償の愛を与える大人になれず、愛に飢えたまま親になってしまう。
そうすると、自分の子どもが自分を好きでないと許せなくなってしまい、
自分の子どもにも平気で虐待できてしまうことになる訳です。
 
このように、虐待が更なる虐待を生んでいる現状。
また、虐待がその子の生涯に与える影響。
そして、親から虐待を受ける子どもの
逃げ場のなく助けてくれる人もいない苦しみと恐怖。
これらを考えると、本当にどうしてよいかわからないくらい胸が締めつけられます。
 
本当に、この世界はクソです。
こんな理不尽なことが、許されていい訳がありません。
 
海外のボランティアもとても大切なことですが、
今の日本も本当に異常です。助けが必要です。
先日、ブログで書いたように自殺者1日100人以上。
そして、児童虐待が1日150件以上です。
 
政府や行政には期待できません。
草の根で、何とか日本を幸せな国にしていかなくてはならないと思います。
 
非力な一個人である私がこんなことを言っても、
「何、夢みたいな話しをしているんだよ」って思われるかもしれません。
 
でも私だって、1人だったら助けられるかもしれない。
1人が無理でも、0.5人なら助けられるかもしれない。
 
そしてこれからも、
なるべく興味を持っていただくような文章で、
苦しんでいる人々のことを伝え、
何とかしなければいけないとブログから呼びかけていこうとも思っています。
 
とにかく、私は想い続けます。
想い続ければ、よい知恵も出るかもしれません。
想い続ければ、より強くなれるでしょう。
想い続ければ、よい出会いがあるかもしれない。
 
今の世界は、おかしいです。
もっと私も強くなって、
苦しんでいる人を一人でも多く笑顔にできたら、
本当に生まれた甲斐があったと思います。
口だけにならないように、心も精神も鍛えていきたいです。