台湾と日本に見たあるべき国の関係


 
今回の未曾有の東日本大震災にあたり、
台湾から200億を超える義捐金を頂いたことはご存知でしょうか?
私の過去のブログでもご紹介させて頂いています。
台湾は世界で一番日本に義捐金を送ってくれた国です。
本当に、感謝してもしきれません。
実に、2番目に義捐金を多く送っていただいたアメリカの2倍以上の金額です。
 
先日の9月17日から19日にかけて、
台湾への人々に感謝の意を伝えようと、被災地の東北3県の知事のメッセージを携え、
沖縄県与那国島から台湾まで交代で50時間かけて泳いで渡った6人の青年がいます。
 
詳しくは、沖縄タイムズの記事をどうぞ。
 
台湾側からも「100人以上の人」が、なんと「沖合まで泳いで」出迎えて頂いたそうです。
そして、上陸後に宜蘭県政府に歓迎式を開催して頂きました。
 
彼らの行動のお陰で、台湾でもニュースに取り上げられ、
日本の感謝の意が改めて伝わりました。
これには、私も彼らに本当に感謝したいです。
 
また、なぜか日本ではあまり報道されていない台湾からの暖かい支援の気持ち。
今回の彼らの行動が、NHKとテレビ朝日でニュースとして取り上げられたそうです。
そのニュースの中で、台湾からの義捐金が多額であることも報じられました。
彼らのお陰で、日本の国内にも台湾の暖かい気持ちが、より認知されたのではないでしょうか。
 
台湾と日本の関係に、私は希望を感じます。
ジョン・レノンは、イマジンで「想像してごらん。国なんてないんだと。」と唄いましたが、
国という境界があっても、多くの国が台湾と日本のような関係を築けたら、
世界は希望に満ち溢れ素晴らしいものとなるような気がします。
 
とは言え、すごいのは台湾の皆さんですね。
日本人(と言うか私)はここまで善意を、他国に向けられるでしょうか?
 
私は、もっと台湾のことをよく知り、台湾の方々から多くを学びたいと思います。
台湾の皆さん、暖かい気持ちを頂き本当にどうもありがとうございました。