「プロフェッショナル仕事の流儀」

職場の仲間に教えてもらい、
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を初めて見ました。
この番組は、毎週月曜日の22時から22時48分まで放送しています。
仕事に情熱を傾けるプロフェッショナルにスポットを当て、
その人物の仕事に密着し、彼らの仕事の流儀(ポリシー)を伝えるドキュメンタリーです。
ウィキペディアこちら
 
ちょっと最初の部分には間に合わなかったのですが、
22時15分くらいから見始めました。
今回は、不屈商社マンの片野裕さんの特集です。
番組の粗筋はこちら
番組を見終わった直後、「かっちょえ〜!」と呟いてしまいました。
 
片野さんは、若い頃インドネシアから石材を輸入する仕事をしていました。
国内での販路開拓を任され、がむしゃらに販路を広げていきます。
取引先から値引き交渉があれば、それを全部飲み、
インドネシア側に頭を下げて安く供給してもらいました。
数多くの取引をまとめあげ、意気揚々とインドネシアへ。
しかし、インドネシア採石場で片野さんが見た光景は、
子ども達が学校にも行かずに働いている姿です。
子ども達の中には、靴も買えず切り立った採石場を裸足で歩く子どももいました。
家庭が貧困であるため、親と共に子どもも働いているのです。
 
片野さんは愕然としました。
この光景を忘れられず、片野さんは日本に戻っても悩み続けます。
「右から左に物を流すだけの商社の仕事で、自分は人を幸せにする仕事をできるのか?」
「仕事に疑問を持っているという」悩みを打ち明けた知人から受けたアドバイスは、
「自分に嘘をついてはいけない」
片野さんは、嘘のない自分の本心に向き合い自問自答を続けます。
「自分に何ができるのか?」
 
そして片野さんは、ついに行動に出ます。
電話帳を片っ端からめくって、国内石材メーカーに猛烈に売り込みをかけたのです。
値段は、相場の値段で。
「石材がたくさん売れれば、子ども達は学校に行ける」
片野さんは子ども達の幸せという目的に向けて、走り続けました。
最終的には、片野さんの頑張りは、
「子ども達が学校に通えるようになった」という連絡により報われるのです。
 
このエピソードの後の話も、かっこよかったです。
可能性ゼロの中からの、アメリカのリチウムメーカーとの交渉。
よくこんなところまで入れるなぁという機密会議にまでカメラが密着します。
「日本の産業の火を消すな」という信念のもと、
諦めずに不屈の精神で交渉を重ねるのです。
 
今回のお話が気になる方は、
11月25日(金)午前0時15分からNHK総合で再放送があるようです。
 
とにかく私は、片野さんの不屈の精神と想いにしびれました。
こんな人になりたい。
私は、職場の仲間やお客様や関わる人皆が幸せになるような仕事がしたい。
 
私は今変わりつつあります。
私にはできます。
私は「人の幸せを心から喜べる」才能を頂いています。
 
私は私の人生を使って、世界を「幸せ」にしてみせます。
 
自分に嘘をつかない本当の気持ち。
そして、「自分には何ができるのか?」
 
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