株式会社「オズの魔法使い」

昨日、ある会社を訪問しました。
その会社を見て、自分の果たしたい「夢」が、いよいよ形になったので、
ここに記したいと思います。
 
その会社は、従業員の将来の「夢」を社員食堂の壁に貼り出しています。
1年後の「夢」、3年後の「夢」、5年後の「夢」。
そして、会社が従業員の「夢」を応援しているのです。
スカイツリーを見に行きたいという「夢」から、小説の賞を取りたいという「夢」まで。
 
ところで、会社にも「事業計画」という「夢」があります。
従業員は、その会社の「夢」実現を精一杯サポートする訳です。
しかし一般的には、その努力に対する会社からの報酬は、給与です。
通常の会社なら、従業員の「夢」なんてものは黙殺されます。
 
しかし、この会社は違います。
従業員が、会社の「夢」を一生懸命サポートするなら、
会社も、従業員の「夢」を一生懸命サポートするのです。
 
この素晴らしい会社のあり方を見た時、
私の頭の中で、過去の2つのブログが有機的に結合しました。
 
1つめのブログは、『虹の彼方に』という過去に描いた小説。
私のお気に入りの作品です。
さらっと読める内容なので、もしお時間が許すようなら読んでみて下さいね。
この小説は、「オズの魔法使い」を題材にしています。
「心の無いブリキの木こり」「脳のないカカシ」「臆病なライオン」。
コンプレックスを抱えたキャラクター達が、
ドロシーという少女と一緒に「エメラルドの都」を目指します。
いろんな難題を、皆で力を合わせて乗り越え、彼らは強くなっていきます。
そして、コンプレックスなんて抱える必要もなかったんだと気付きます。
「ブリキの木こり」は十分に優しく、「カカシ」は十分に知恵を持ち、
「ライオン」は十分に勇敢だったのです。
 
私は、この「オズの魔法使い」の話が大好きです。
こんな仲間達と一緒に人生を歩みたい。
こんな仲間達と一緒に「幸せ」に向かって歩んで行けたら、
どんなに心強く楽しいか。
 
そんな想いが、私に『虹の彼方に』という小説を描かせたのです。
 
2つめのブログは、「白ひげに憧れて」。
「白ひげ」とは、漫画「ONE PIECE」のキャラクターです。
私は、このキャラクターのようになりたいと願っています。
どんなキャラクターかと言うと、
仲間のクルーを「息子」と呼び、「息子」達の「幸せ」を心から願う海賊船の船長です。
 
私は、この「白ひげ」のように、
従業員を「息子」や「娘」のように愛し、
彼らの「幸せ」を心から願うような会社を、
いつか創りたいと思っています。
 
これらの2つのブログの内容が、頭の中で有機的に結合し、
私にとって将来の目指すべき「夢」が、非常に具体的になってきました。
 
従業員の「夢」を実現させる会社を創ろう!
会社や周りの従業員が精一杯、各従業員の「夢」を応援します。
そして、従業員の「夢」を実現させるために
皆で協力し合って会社の「夢」を実現させる訳です。
第一優先は、あくまで従業員の「夢」。
従業員の「夢」を犠牲にするような会社を、誰が本気で支えようと思うでしょうか?
 
従業員全員で、「幸せ」という「エメラルドの都」を目指します。
様々な困難が待ち受けているでしょうが、
きっと皆で協力し合って、きっと「エメラルドの都」に到着できるはず。
皆で励まし合い協力し合い、皆で成長するのです。
 
昨日訪問した会社のように、従業員に「夢」を語ってもらって、
皆の目に触れるところに、それぞれの素敵な「夢」を貼り出しましょう。
株式会社「オズの魔法使い」。
こんな会社を、いつか私は創りたい。
 
どうでしょうか?
そんな会社を立ち上げたら、
一緒に「エメラルドの都」を目指したい人って、結構いますかね?
 

 
Support Wikipedia