「命」がそばにいるということ

私は、一人暮らしです。
 
だけど最近私の部屋には、
今二つの「命」の同居人がいます。
 
一つは、サボテン。
東急ハンズで買ってきました。
 
流しの上の日当たりのよいところに置いてあり、
いつも歯を磨くときは、
そのサボテンをじっと見つめます。
 
サボテンを購入した理由は、
部屋に帰った時に少し孤独感を感じたからです。
「命」がそばにあると、
やっぱりそこに「意識」が向きます。
きっとそれが造花では効果がないんだろうなと思います。
 
「命」がそこにあるということ。
 
私の「心」は、他の「命」の存在に癒されます。
 
もう一つは、ヤモリです。
彼(彼女?)は、ここ1ヶ月ほど私の部屋の窓の外側に終日貼りつき生活をしています。
 
以下の写真は、部屋の中から撮った「夜」と「朝」の写真です。


 
ヤモリは「家守」とも書き、家を守ってくれると言われています。
なんだか勝手に愛着を持って、
そばにいてくれる「命」を愛おしく見つめている日々です。
 
さて、今日はもう一つの「命」との出会いがありましたので、
その写真も載せたいと思います。

 
以前のブログ「怪しい存在感のオオミズアオ」でも紹介した、オオミズアオという蛾です。
過去ブログの写真と比較してもらうとわかるのですが、
今日会ったオオミズアオは、羽がボロボロになっていました。
 
瑞々しい姿のオオミズアオの姿を写した過去ブログの日付は6月6日。
8月も終わりの時期になると、
彼らの子孫を残すという役目もそろそろ終わるのでしょうね。
 
駅で電車を待っていたら、
オオミズアオが怪しい存在感でフラフラと線路の上を飛んでいました。
存在感があるので、電車待ちをしている多くの人は皆その美しい蛾を見つめていました。
 
私もじっと見つめていたのですが、
その内私の足下にフラフラと降りて着地をしたので、
写真を撮った次第です。
 
そんな感じで、私の携帯の写真フォルダには、
「一生懸命」生きている「命」の姿がたくさん収められています。
 
私は、その足下の美しいオオミズアオに「今まで頑張ってきたんだね」って
「心」の中で声をかけました。