「挫折体験」と「成功体験」

私は以前、「「孤独力」の本当の意味」というブログ記事を描きました。
 
その中で紹介した書籍が、日本経済新聞出版社の「さあ、才能に目覚めよう」です。
この本は、読んだ人の「5つの才能」を明らかにしてくれます。
 
私も試したところ、
私の最も顕著な「才能」は、一つのものを誰よりも極める「最上思考」というものでした。
 
また、「5つの才能」の中には「内省」という「才能」もありました。
以下は、「内省」の解説の抜粋です。
「あなたは考えることが好きです。
 (中略) あなたは一人の時間を愉しむ類いの人です。
 (中略) ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。」
 
この「内省」の「才能」を持っている人は、
独房に入れられても、誰よりも「孤独」に耐えることができます。
「他者」を必要としないのです。
 
私は、この「他者」を必要としない「能力」を「孤独力」と呼んでいます。
「生きる」うえで、非常に重要な「能力」です。
 
「人生」は、常に誰かと一緒という訳ではありません。
むしろ「人生」とは基本「孤独」なものではないでしょうか?
しかし、人は本能的に「孤独」をとても恐れます。
 
「嫉妬」「集団心理」「依存」「支配」「同調圧力」・・・
「孤独」を忌避し過ぎて、人は道を誤ることも多い。
 
ですから、人にはある程度の「孤独力」が必要なのです。
 
この「孤独力」すなわち「内省力」があれば、
「人」は「逆境」に陥っても「自分」を強く持って耐えることができると、私は考えます。
 
これを「植物」で例えるなら、大地に深く張った「根」です。
「根」が強く張っていれば、
台風が来ようが冷害になろうが、「植物」は生き続けることができます。
 
そして「根」を張るために必要なものは・・・
私は「挫折体験」だと想うのです。
 
このことは、私の実体験に基づいています。
 
「雑草」の生命力が強いのは、「根」を深く強く張り巡らせているからなのです。
 
一方で、私には大きく不足している「能力」があります。
それは、「孤独」と真逆の「能力」です。
その「能力」を持っていると、「他者」からの「愛」を受け取ることができます。
 
これを「植物」で例えるなら、「太陽」に向かって大きく広がった「葉」です。
ヒマワリのように「葉」を大きく広げていれば、
「太陽」のエネルギーにあふれた恵まれた天候であるときに、
「植物」は大きく成長することができます。
 
そして「葉」を広げるために必要なものは・・・
私は「成功体験」だと想うのです。
 
私の「人生」に「成功体験」は、ほとんどありません。
 
大きく「葉」を広げるヒマワリは、大きな「花」とたくさんの「種」をつけるのです。
 
私は、大きな「根」を張っています。
ちょっとやそっとの逆境では、めげることはないでしょう。
 
そうしてこれから、私は大きな「葉」を広げていきたいと想います。
 
私だけの、涙が出るほど素敵な「花」を咲かせるために。
たくさんの「種」をつけて、「世界」に多くの「幸せ」を実らせるために。