人生を幸せに生きるための仮説(その1)

人生の本質というテーマにこだわってブログで描き続けていると、
一見関係のない記事同士が繋がって新たなものが見えてきたり、
アンテナが鋭敏になることで外部情報から意味ある情報をキャッチアップできたりと、
答えへの道が少しずつ拓けてくる感じを受けます。
 
現時点で、人生の本質について仮説と言えるようなものが見えてきたので、
それを3回ぐらいに分けて、ブログにまとめてみたいと思います。
 
まず1回目の今日は、
幸せな人生のために目指すべきベクトルについて。
 
私の中で、生き方の本質を表すベクトルは2軸あります。
 
1つ目の軸は、(人から)「奪う」⇔(人に)「与える」という軸。
一見逆説に見えますが、「与える」という方向が幸せに向かうベクトルです。
「与える」ことをできるようにするには、
「迷い」を断ち「真実」に気づく必要があります。
「真実」に到達できず「迷い」の「もや」の中にあるうちは、
「不安」や「恐怖」に支配されるため、
努力して得たものを手離して「与える」ことなんかできません。
この「もや」を振り払うには、
少しずつでも「与え」て、1歩でも2歩でも先に進む必要があります。
進めば進むほど「もや」は晴れて、「真実」に近づくことが可能です。
 
そして、もう1つの軸は、「怠惰」⇔「努力」という軸。
こちらの方は、「努力」の方向が幸せに向かうベクトルです。
「努力」できるかどうかは資質の部分もありますが、
自分を「肯定」し「信じる」力が大きな要素になると考えています。
私は、この部分が特に弱く、ずっと悩んできましたが、
悩んだ分だけ、「何となく努力できちゃう人」に比べると、
「努力」できるようになるための要素が少し見えているかもしれません。
自分の「才能」や「人生」を「信じる」ことができなければ、
「努力」という「投資」はできないはずです。
 
このように、生き方を2軸に切ると、人生のあり方を4つの事象に分類することができます。
①「怠惰」+「奪う」
②「怠惰」+「与える」
③「努力」+「奪う」
④「努力」+「与える」
 
最初の「怠惰」or「努力」は、自身で与える資源を創り出す力。
一方、「奪う」or「与える」は、欠乏して苦しんでいる他者等に与える意思。
この両輪が揃って初めて、大きく創って大きく与えることができる訳です。
 
当然、この考え方で目指すべきは④の「努力」+「与える」となります。
では、どのようにすれば④の事象に到達できるのか。
これについては、明日以降のブログで描いていきたいと思います。