お小遣いをフィリピンに寄付した6才の少年

心温まるニュースを見つけましたので、ご紹介します。
「すらるど」さんの記事の
日本の子供がフィリピンのために自分のお小遣いを寄付してくれた…」から
引用させて頂いたニュースです。

台風30号は、フィリピンに未曾有の理不尽を引き起こしました。
そのような中、フィリピンにある一つのニュースが報じられ、
多くの方々の「心」を温めたようです。
 
そのニュースを、以下に引用します。

1人の日本人の少年こんどう しょういち君(6歳)が
幼稚園で東日本大震災の時のようにフィリピンに世界中から救いの手が差し伸べられたことを知り、
自分が貯めていたお小遣い5000円をフィリピンに寄付しようと決めました。

母親と共にフィリピン大使館を訪れて寄付をしたしょういち君のニュースは
フィリピンでも紹介され、多くの人が感銘を受けていました。


そして以下に、フィリピンの方々の反応を一部紹介します。
全ての反応を見るには、上記の「すらるど」さんの記事をご覧下さい。
●san miguel

凄く、凄く感動したよ。

みんながフィリピンの事を助けてくれてる。
●risktakerlove8

我々はしょういち君と彼の家族が見せてくれた優しさを決して忘れないよ。

それに、我々に優しさを示してくれた多くの国の事も決して忘れない…

みんなありがとう!
rams_ph

domo arigatu shoichi-san

君は我々の記憶の中に永遠に残り続けるだろうな。

サンキュー、ヤングマン
on_hindsight

ワオ、しょういち!

心からありがとう。

君のフィリピン人への大きな心は全フィリピン人が感動したよ。

君の心は政治には若すぎるけれど、どうか覚えていてほしい。

君の忘れられない行為は、

盗むことが全く合法だと考えている腐りきったフィリピンの上院下院議員の顔に

平手打ちを食らわせたという事を。
●jpastor

この5000円や、他の寄付金が一銭残らず被災者に行くことを保証するよ。

恥知らずの役人のポケットには入れさせない。
●tilamsik

この少年には嬉しくなったよ…

サンクス、若者よ。

世界にはもっと君のような人間が必要だ。
●Vertumnus

サンキュー、しょういち。

そして日本のみんなの寛大さにもありがとうを!

世界中から1000万ドルもの寄付が届いている。

アキノ政権がこのお金を腐敗した役人ではなく

援助を必要としている人のための資金、医薬品、食料、避難所に使ってくれる事を期待してるよ。

他国からの善意を曲解する事は、

人道支援している人達の顔に平手打ちをしてるのも同然だ。

援助が腐りきった役員のポケットに入ったというニュースは見たくないんだ。
●Garaybul

この少年に数え切れないほどの感謝を!

本当に思いやりのある子供だね!

勉強を頑張って、高いレベルの教育を受ければ、いずれ日本の総理大臣になれるかも。

そうなれば凄く良いよね。
●MenicMonday

日本では大地震の時でも車は信号を護っていたと聞いた事がある。

それに人々は整然と並んでいたとも(救急センターなどで)

この話が本当だったとしたら、

規律とナショナリズムが彼らの文化に埋め込まれている事を示しているんだろうな。
●Jesse_Bruce_Pinkman

この子供を本当に尊敬するよ。

自分は彼よりも大金を寄付したけど、彼は自分の持ってるお金を全部寄付したんだから。

この行動はプライスレスだ。

まるで聖書に出てくる、

お金は一銭も持ってないのに自分の持っている物全てを与えた未亡人の様じゃないか。
●GKid

この少年に神の祝福を!

でもみんな、フィリピンの政府に直接寄付をするのは気を付けるんだ。

ポークバレル詐欺の中心人物、ジャネット・リン・ナポレスのように腐敗しているし、

災害管理は非効率だから、政府は最高の寄付先って訳じゃないんだ。

赤十字の様に信頼のおける民間団体に寄付した方が良いね。
●ohmypinas

親愛なる少年よ、寄付を本当にありがとう。

神様の祝福があらん事を。
●wvillaro822

この優しさにどうやって報いればいいんだろう?

自分はフィリピン人だけどあの災害の影響を受けていないから、

この少年の優しさには考えさせられるよ。
●ninestrokes

日本はここ何年もフィリピンの開発支援のために一番資金提供をしてくれてきたんだ。

この事を知ってる人はあまりいないんだけど、

この行為でフィリピン人が日本とフィリピンの結びつきの強さを<再認識してくれるといいな。

Domo arigato gozaimasu Japan!
●dahilsainyo

少年よ、本当にありがとう。

君の小さな優しさは我々に大きな希望を与えてくれたよ。

この事を知って我々はみんな涙を流してるよ。
●Manny L. Balacuit

日本の子供達に神の祝福を。

domo arigato
●basilionisisa

美しい子供達、人々だね!

神様の祝福がありますように。

この親切が倍になって返りますように。
●kabayongtao

いつの日か、彼らが助けを必要とした時には必ず助ける。
 
私は、この人達のコメントを読み、目頭が熱くなりました。
少しでもフィリピンの方々に「温かい」気持ちになってもらってよかったなぁと。
金額は僅かでも、この少年の行為は、多くの人々を勇気づけたのです。
ある意味、100万円よりもすごい「価値」があると私は思います。
 
私や多くの日本人は、311の大震災を期に、
世界中の方々が温かい「気持ち」と「支援」を届けて頂いたことを知り、
少し優しくなれたような気がします。
現に私のように、
「311の時に助けてもらったのだからお礼をしなければいけない」という想いで、
募金や支援をしている人も多いはずです。
あの時、世界中に温かい体温を感じました。
「日本」は一人ではない。
 
311の前には、海外の大災害のニュースに触れても、
それは只のニュースでしかなかったような気がするのです。
ですが、今は他人事ではありません。
そこにあるのは、同じ体温を持っている「仲間」の「苦しみ」です。
 
今回もそうですが、私はこれまでの「人生」で、
「助けられる」という「体験」を通じて「心」が温かく「成長」をしてきたように感じます。
他の人の「心」の「体温」を感じて、「私は一人ではない」と感じられるから。
そして、「私も人を助けよう」と思うことができる。
 
私達日本人は、311で本当に多くのものを失いましたが、
大きな「価値」あるものも頂きました。
それが、世界中からの「励まし」と「支援」の温かい「心」なのです。
 
繰り返します。
「日本」は一人ではない。
 
インターネットの発展で、
より世界中の人々の「体温」や「息づかい」がわかるようになりました。
今回のフィリピンの方々のコメントの翻訳記事が、よい例です。
 
私は、他の国の人々が災害等で困っていたら、何とか力になりたいと思います。
きっと、多くの日本の方々も同じ気持ちだと思うのです。