愛について

「愛」って言葉、使いこなしていますか?

「愛」という言葉を使うと、日本人は何か気恥ずかしさを感じます。 そもそも日本人は「愛」という言葉を、昔から使っていたのでしょうか? またまた、ウィキペディア先生に頼ります。 日本の古語においては、「かなし」という音に「愛」の文字を当て、 「愛…

「愛」の資源配分計画

昨日のブログ記事の続きです。 昨日私は、「愛」は「有限」であると描きました。 なぜならば、「愛」を具体的に紐解くと、それは対象物への「関心」であり、 1人の人間が、無限に全方位に「関心」を持つことは不可能だからです。 5人に「関心」を持つこと…

有限の「愛」を、無限にする方法

今日も、この言葉から始まります。 「愛の反対は無関心」 「愛の反対」=「無関心」であるならば、 「愛」=「関心」です。 人や生命や事物に「関心」を持つことこそが、 それを「愛」するということなのだと、考えます。 しかるに「愛」が「関心」であるな…

「愛」の反対は「無関心」(パート2)

「愛」の反対は「無関心」 マザー・テレサの有名な言葉ですが、 この言葉は、実に普遍的に使える言葉です。 様々な場面で、この言葉に出くわしますし、 様々な「考察」の帰結として、この言葉に辿りつきます。 この言葉については、ちょうど1年前の過去ブロ…

「友達」とは何か?

私には、ずっと「友達」がいませんでした。 ダラダラと絡むだけの「友達」には違和感を感じ、 「心」の中で「友達」と呼んでいる人はいなかったのです。 もちろんそんな心構えだから、相手の方から離れていきますが。 ブログではこんなに「優しさ」を標榜(…

高い「視座」で「感情」を持つ

「視座」って言葉、知っていると便利ですよ。 以前のブログにも描きましたが、 「視座」とは「誰の立場でものを見ているのか?」ということです。 「高い・低い」という形容詞で表現されます。 例えば、「私」よりも「私たち」の方が「視座」が高いというこ…

掛川花鳥園のサンタくん

私は、動物が大好きです。 もちろん、鳥も大好きです。 私の思い出に残る一羽の鳥がいます。 それは、掛川花鳥園のサンタくん。 掛川花鳥園は、知る人ぞ知る鳥好きの人の楽園です。 ペンギンからフラミンゴ、エミュー、フクロウ、インコ等、 動物園なんか目…

「北風」と「太陽」と「自分」の「心」

「自分」を「肯定」するということは、本当に難しい。 私は、そう思うのです。 多分、自然に「自分」を「肯定」できる人も、 世の中にはたくさんいるのだと思います。 しかし一方で、「自分」を「肯定」できない人々が、 かなりの数いるはずです。 今日は、…

サングラスを外してみる

私と縁のあった子どもで、 K君という男の子がいます。 4歳から6歳まで、彼との時間を過ごしました。 彼の母親はシングルマザー、そして境界性人格障害です。 リスカやOD(薬物の過剰摂取)をやっていました。 私は昔、mixiをやっていました。 そのmixiにコ…

「継続」は「命」の燃焼である

私は、今「モノ」です。 自分で自分のことを「モノ」として見ているので、 自分を「愛」することができません。 自分を「モノ」として見ていれば、 他者のことだって「モノ」として見てしまうので、 結局私は、他者を「愛」することもできていない訳です。 …

「愛」の反対は「無関心」

「愛」の反対は「無関心」 マザー・テレサの有名な言葉です。 最近私はエーリッヒ・フロム著の「愛するということ」を読み、 「人生」や「幸せ」や「世界」を考察する上で、 「愛」は欠かせないと感じるようになりました。 今までは、仏教的な価値観に傾倒し…

映画「パッション」

たまたま昨日読んだ本に、映画「パッション」のことが記述されており、 ちょっと私も「パッション」について描こうかなと思いました。 映画「パッション」のウィキペディアは、こちら。 ブログを描いていて役得なのは、 描こうとしている情報をウィキペディ…

お小遣いをフィリピンに寄付した6才の少年

心温まるニュースを見つけましたので、ご紹介します。 「すらるど」さんの記事の 「日本の子供がフィリピンのために自分のお小遣いを寄付してくれた…」から 引用させて頂いたニュースです。台風30号は、フィリピンに未曾有の理不尽を引き起こしました。 その…

「承認」の「本質」

私は、誰よりも「承認」をうまくできると自認しています。 なぜなら、私は「承認」の「本質」を知っているから。 一つ質問です。 あなたは、道ばたに落ちている石を「承認」することができますか? ・・・私には、できません。 なぜ石を「承認」できないかと…

「心的エントロピー」

言語化するのが難しく、 またどのような法則なのかよくわからなかったので、 今まで描かなかったことがあります。 それは、私は人と接する時に直感的に「あるもの」を感じるということです。 それは、その人の「芯」の温度。 すなわち、世の中には「芯の温か…

自分を「承認」する

人に「承認」されたい。 思えば、私はずっとそれを望んできました。 子どもの頃から、人間関係が苦手で、友達を作ることができなかった。 だから、「きっと自分は、周りの人と何か違うんだ」と思っていました。 「自分は変わっている人間なんだ」と。 それで…

「共感」の時代へ

私は、「優しさ」とは何か?ということを、ずっと考えてきました。 このブログでも、様々な考察を重ねてきた次第です。 「優しさ」って、とても不思議なものだと思いませんか? この「世界」には「資源」が限られているので、 生物間で「競争」が起こること…

「与える」動物、血吸いコウモリ

通常、動物は遺伝的に近い個体にしか「与える」ことはしません。 「与える」とは、自分が損をして相手に何かを提供する行為。 親子や兄弟間でなければ、通常そこまでしないのです。 例えば、ニワトリ小屋が火事になった時、 焼け跡には、親鳥が丸焼けになっ…

台湾の2011年最高に幸福な出来事とは?

台湾の華視新聞とYAHOO奇摩が共同で行った調査で、 台湾の人達に「2011年最高に幸福な出来事とは?」というアンケートを行ったそうです。 1位は何だと思いますか? 以下に1位から3位まで記載します。 1位:東日本大震災に対する台湾からの義援金額…

はじめに「承認」ありき

はじめに「言葉」ありき ヨハネ福音書の冒頭の「言葉」です。 私は、聖書を深く学習している訳ではないので、 深い意味はわかりません。 しかし、神の「光あれ」という「言葉」が全ての始まりである ということだと、表面的に理解しています。 これは、神が…

5月の自殺者

先月の5月の自殺者が前年比17.9%増の3,281人だったそうです。 詳しくは、asahi.comのこの記事に掲載されています。 1ヶ月で、3,000人を超えたのは2年ぶりとのことです。 5月は1日あたり100人以上の方が、自ら死ぬことを選択しました・・・。 1日100人…

泣いたゴリラ

世界で始めて人間と手話で会話したゴリラ。 それがココです。 ココはメスのローランドゴリラ。 生後3ヶ月で病気にかかっている時に、 パターソン博士と出会い手話を教わりました。 そしてなんと1000語もの単語を習得したココは、 手話でパターソン博士と会話…

多謝!台湾

先日、台湾からの義捐金が57億円を越えたという内容のブログを書きました。 このブログを訂正しないといけません。 台湾からの義捐金は4月12日には130億円を突破したようです。 詳しくはこちらの記事を見てください。 この金額は、アメリカから頂いた多額の…

愛は囚人も救う

ひなの世話をして、囚人の人たちの更生を図る刑務所が南アフリカにあります。 その効果は目覚しく、受刑者はひなの世話をすることによって、 「人生への目的意識」や「生の尊厳」を見出すことができるようになるそうです。 詳しくはこちらの記事を是非ご覧下…

東北大震災に際して台湾からの暖かい想い(その2)

先日も、台湾から日本への暖かい支援のお話を書かせて頂きましたが、 また見つけましたので、ここで紹介させていただければと思います。 台湾新竹市の康橋高校が日本の被災者へのビデオメッセージ 「無限-愛、勇気、希望」を作成してくれました。 この高校で…

台湾からの義捐金が57億円を突破しました。

東北大震災。 世界各国から支援を頂き、世界の人々の暖かさを知りました。 そうした支援を頂いた国の一つに台湾があります。 なんと、台湾からの義捐金が57億円を突破しているとのこと。 台湾政府も台湾国民に対し、他者の苦境を人ごととせず、 大きな愛をも…

贈り物のセンス

私には贈り物のセンスがありません。 相手に微妙な思いをさせてしまうような贈り物をしてしまうことが多いのです。 だけど先日は、「よい贈り物」ができました。 私と仲のよい小学1年生の男の子がいるのですが、 彼の誕生日に図鑑を送ってあげたのです。 彼…

親切の連鎖

私は今日、仕事の用事のため電車で移動をしていました。 終点の駅に着いてホームを歩いていたところ、 既に乗客が降りた無人の電車の中で、シートに座って寝ている男性がいました。 私は、その男性の肩をゆすって「着きましたよ」と声をかけて、 起こしてあ…

それでもなお、人を愛しなさい

「それでもなお、人を愛しなさい」 人は不合理 非倫理 利己的です 気にすることなく人を愛しなさい あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう 気にすることなく善を行いなさい 目的を達成しようとする時、邪魔立てする人に出会うでし…

児童虐待が連鎖する訳

私は男性ですが、母性本能が強いのかもしれません。 とても子どもが好きですし、 実際に知り合いの子どもとかも、なついてくれたりするので、 その子を何とか笑顔にしてあげたいなぁと頑張ってしまったりします。 逆に、子どもが悲しむ姿を見ると、胸が張り…