高尾山登山とぐっすりの睡眠で、一時的な鬱を改善する

私は精神のバランスを崩して、
1週間のお休みを頂いています。
まだ会社を休業中です。
 
職場の同僚からアドバイスを頂いて、
昨日は東京都にある高尾山を登って来ました。
 
高尾山は標高599m、
東京都心から近く、年間を通して多くの観光客や登山者が訪れる山です。
古くから修験道の霊山とされています。
(高尾山のウィキペディアは、こちら
 
4時間もあれば、登って山頂でゆっくりして降りてくることが可能です。
昔からの観光名所であるため、道や施設は非常に整備されており、
2007年(平成19年)から連続して、
ミシュランガイドで最高ランクの“三つ星”の観光地にも選出されています。
山頂からの眺めも、
都心の高層ビル街等の街並みを一望することができ、絶品でした。
 
山頂につながるルートがいくつかありました。
私が選んだのは、沢沿いを歩く6号路という道です。
暑い日でしたが、沢の水音と森がつくってくれる日影に護られて、
気持ちよく登山を楽しめました。
帰りの道として選んだのは一番ポピュラーな1号路という道です。
全て舗装されており、途中にお土産屋や飲食店もある非常に賑わっていました。
ケーブルカーの駅を過ぎると、
延々と日向の舗装された道を降り続けることになりますが、
山頂に着くという目的を達成した後の帰りの道というものは、
ふもとまで一直線の方が気が楽です。
しっかりと舗装された道なので、足下を気にする必要もありませんし。
 
雑草好きな私は、やはり自然の中にいると心が落ち着くようです。
日常での悩みを一時忘れて、登山を楽しむことができました。
私は想うのです。
人以外の生命だって、自分と同等の命。
人との「つながり」で救われることがあれば、
草や木や花や動物に「心」が救われることだってあるのだと。

 
そのような自然の中で、少しの心の開放感を手に入れた私は、
適度の疲れを抱えて帰途に着きました。
 
さて、驚いたのは翌朝です。
 
疲れて家に帰って食事をして、ぐっすりと寝ました。
翌日も仕事がないので、寝たいだけ寝たのです。
 
そうしたら、一時的な鬱の気分がすっかり晴れていました。
今までの状態が嘘のような回復ぶりです。
 
そういえば、ぐっすりと寝ている中で、
なんだか仕事の夢を見たような気がします。
どんな夢か忘れましたけど、
私の「命」が頑張って自分を回復させようとしたのでしょう。
 
・・・という訳で、
今鬱に悩んでいる人に、私の体験した即席の回復法をご案内したいと思います。
 
それには、2日間以上の休みが必要です。
1日目は適度な山に登って、自然の中で体を動かし、心地よい疲れを持って帰る。
それから、その日の夜はぐっすりと寝る。
翌日もお休みなら、翌朝は体が寝たいだけぐっすり眠ることができるでしょう。
 
そうすると、今までの鬱の気分が嘘に思えるほど、
心地よい調和の取れた状態で目覚めることができます。
 
「心」の回復のために、高尾山はちょうどよい山です。
 
私は今後も、「心」が疲れたら、高尾山に来ようと想っています。