「美学」、アップテンポ。

「生きる」とは、歌うことだ。
自分の「美学」を、歌うことだ。
 
自分の「唄」を歌えなくなるとき、人は鬱になる。
 
歌え。自分の「美学」を歌うのだ。
 
 
私の「美学」は、「一生懸命に生きる」人々を護ること。
しかし一方で、
「迷走」して「一生懸命に生きる」人を傷つけたり足を引っ張る人には容赦はしない。
自身の「敵」とする。
 
私は、護っているのだ。
宝石のように美しい「一生懸命」を。
傷つけるな!壊すんじゃねぇよ!
 
 
私は、自分の「唄」を口ずさみ始めた。
「人生」が、アップテンポになる。
「覚悟」が「心」に宿り、「鬱」は消えていった。
 
忘れるな。その「唄」を。
「生きる」とは、「何を得るか?」でもないし、「何を失うか?」でもない。
どんな「唄」を歌うか?だ。
 
周りから「音痴!」と言われたって構わない。
「唄」を封印する必要はない。
違う方を向いて、歌ってみよう!
 
駅前の寒空の中、私は歌う。
一人二人、私の「唄」に気づき、
ちょっと立ち止まって聴いてくれるかもしれない。
 
そんな場所を見つけたら、私はそこで「一生懸命」に歌うのだ。
自分の「美学」を歌うのだ。
 
 
初めは一人の「唄」。ソロ。
だけど、私の「唄」とハモる「唄」を歌う人がいたら、一緒に歌いたい。
私の「唄」がハモれる人々と、一時のセッションをしたい。
 
気持ちのいい「魂」のビートを刻む時、
そこに「人生」の序章は幕を閉じる。
続いて「人生」の本章が始まる。
 
生まれては消えていく私達の「命」。
そんな儚い存在の私達が生み出せるものは「唄」。
 
「唄」を口ずさめ。
「唄」は力をくれる。
「唄」を口ずさめば、力が湧いてくる。
 
「唄」を失うな。
「唄」わない「人生」は、どんな「人生」だ?
「唄」を失えば、「魂」の光は消えていく。
 
歌え「美学」を。
歌え「覚悟」を。
歌え、その「一生懸命」を。