5月の自殺者

先月の5月の自殺者が前年比17.9%増の3,281人だったそうです。
詳しくは、asahi.comこの記事に掲載されています。
1ヶ月で、3,000人を超えたのは2年ぶりとのことです。
 
5月は1日あたり100人以上の方が、自ら死ぬことを選択しました・・・。
1日100人って、想像がつきません。
世の中には、どれだけ苦しんでいる方が多いのでしょうか。
自殺される方の死を選ぶまでの苦悩を想うと眩暈がします・・・。
 
世の中から苦しみをなくしたいです。
どうしたらよいのでしょうか?
 
自分なりに考えてみますと、
一つは、「富」を分け与えることだと思います。
ですが、借金取りに追われている人にお金を貸してくれと言われて、
十分なお金を貸せる人がどれだけいるでしょうか。
自分のことを棚にあげて偉そうに書いていますが、
私は十分なお金は貸せないと思います。
ものすごい薄情ですよね・・。
お金はあらゆるものに変換できる保存可能な万能物なので、
「いつか必要になることがあるかもしれない」という不安がよぎり、
お金を簡単に手放すことができないのです。
そんな「これからの人生で必要な金額はいくらなのか」なんて計算不能なことに囚われず、
この金額を与えることで
自分が飢えて死んでしまっても構わないくらいの気持ちが必要なんだと思います。
そのくらいの思い切りや割り切りがないと、多分十分なお金を分け与えることはできません。
 
世の中から苦しみをなくすもう一つの方法は、「優しさ」を分け与えることです。
これも実は意外に難しい。
実際問題、自殺された方には十分な「優しさ」が届いていたのでしょうか。
少なくともイジメを苦にして自殺された方には、
「優しさ」の供給が枯渇していたのではないかと思います。
ただ、「優しさ」は「富」と違って、頑張れば世の中に溢れさせることも可能かもしれない。
私も実生活やネットにおいて、可能な限り「優しさ」を供給したいと考えています。
「優しさ」と言っても抽象的でわかりにくいですが、
「優しさ」がどんなものか以下に具体例をお見せしたいと思います。
 
以下のコピペは、タレントの江頭2:50さんの「とにかく死ぬな」というメッセージです。
(以下、コピペ)
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死にたくなったら俺がお笑いをやってるところを見てくれ。
死ぬのが馬鹿馬鹿しくなるから。
もっとダメなやつがいるって笑い飛ばせ。
そして、ちょっとでも勇気が出たら俺のライブに来い。
きっと、お前と同じようなやつがいるから。
死ぬな!生きていればいいことあるなんて
そんな無責任なこと言えないけどとにかく死ぬな!解ったか!
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「優しさ」において、私はまだまだ江頭2:50さんの足元にも及びません。
自分の身を削ってでも、もっともっと「優しさ」を。