いつも「心」に「アンテナ」を

私はブログを描き始めて、知識が格段に増えました。
その結果、それらの知識が有機的に結合して、
自身にとって有用な知恵を得られるようになった訳です。
お陰さまで、今まで200個以上のブログ記事を書くことができています。
 
これは、「心」に「アンテナ」を持ったからです。
「アンテナ」を持つと、「あらゆる情報や経験」から、
自分にとって「意味」のある知識を効率的に抽出することができます。
「アンテナ」の役割は重要です。
例えば、日経新聞を漫然と読んでいても、有用な知識は頭に吸着しない。
しかし、私にも経験がありますが、
株を始めたりすると途端に、今まで流し読みしていたような情報の中にあっても、
有用な知識が宝石の原石のようにキラキラと存在することに気づく訳です。
 
この「あらゆる情報や経験」から有用な知識を引き出す力を、
「アンテナ力」と私は呼んでいます。
 
「アンテナ力」の源泉は、「好奇心」です。
「好奇心」は子どもの頃は誰でも持っていて、
大人になると段々薄くなってくると言われています。
しかし、「好奇心」は子どもであっても大人であっても、
人生を生きる上で非常に重要な資質です。
 
大人へと「成長」するために、子どもは「知識」を爆発的に吸収しなければなりません。
では大人になったらゴールかと言うと、そうではないですよね?
確かに、大人になったら体の「成長」はストップします。
だから勘違いして、
「大人になったら成長は終わり」と無意識に感じている人が多いのではないでしょうか。
 
しかし、こうやって文章にして考察してみると明らかなとおり、
大人になっても、「心」の「成長」まで放棄する必要は全くありません。
だから、大人になっても「好奇心」を持ち続けることが必要です。
 
ところで、子どもは全ての事象から平等に学ぼうとします。
ですが大人は、「あの程度の人やものから学ぶことはない」というふうに、
奢りやプライドが邪魔をして、情報源を意図的に狭く制限してしまいがちです。
 
例えば、お付き合いで誰かのセミナーに参加しなければならないとした時、
「3時間を耐えるのか」「3時間から何かを吸収しようとするのか」で、
(当然ですが)得られる知識や知恵には天地の差が存在します。
もちろん、「他山の石」という言葉があるとおり、
何もその人が発信する情報のみが知識の源泉ではない訳ですし。
 
偉大な業績を残す学者や経営者には、「好奇心」の塊のような方々がたくさん存在します。
彼らは大人になっても「好奇心」を持ち続け「成長」をやめなかったからこそ、
他の大人よりも多くのことを成し遂げることができたと考えられる訳です。
 
ところで「好奇心」は、「世界」を遊園地のように感じさせることができます。
実際、子どもの頃に見た「世界」は輝いていました。
「好奇心」とは、「知識」を獲得することに「幸せ」を感じる力なのです。
だから子どもの目には、「世界」は「未知の知識」がひしめき合う宝石箱に写ります。
 
そう考えると、「好奇心」は人に「幸せ」をもたらすものだと言えそうです。
じゃあ、「皆、好奇心を持てばいいじゃないか」と思うかもしれませんが、
大人になってからだと、これがとても難しい。
 
それは、上にも描きましたが、奢りやプライドが邪魔をするからです。
「好奇心」を保つためには、全てを承認する「純粋さ」もしくは「優しさ」が必要となります。
 
また、ブログを描くのもよい方法です。
「心」の中に「アンテナ」ができて、「好奇心」が再活動を始めます。
そうすると、子どもの頃の「世界が輝いている」感覚が戻ってくる。
 
お陰さまで、私は大人になった今も「心」が成長していることを感じています。