「スズメ池」

私は最近、皇居ランを続けています。
足のトラブル(足底腱膜炎)は、各種に相談してなんとか解決の方向です。
インソールつきのランニングシューズと仕事用の革靴も新調して、
12月6日にできあがるのを楽しみにしています。
 
皇居ランは、家から出て、皇居を1週して、また家に戻るまで、大体1時間。
半分くらいの道のりにある「休息スポット」以外では、ほとんど歩かず、
めちゃくちゃ遅いスピードながらも完走を続けています。
家に帰った後のシャワーは、本当に気持ちいいですね。
で、この「休息スポット」に、今回紹介したい私にとっての憩いの場があります。
 
私が心の中で「スズメ池」と呼んでいる場所。
池は、大したことがないのですが、
誰かが餌付けをしているようで、
池の周りでいつも、「スズメ」の団体さんが仲良くさえずりあっています。
 
こんな感じです。

 
私は、「スズメ」が大好きです。
あの可愛らしい姿。可愛らしいほっぺ。
可愛らしい鳴き声。可愛らしい仕草。
 
だけど、「スズメ」は警戒心が強い小鳥で、
私が、あまりの可愛らしさに魅了されてフラフラ近づいても、
危険を察知して逃げてしまいます。
私が怪しいせいもあるかもしれませんが、
すぐに遠くに飛んで行ってしまうのは、少し切ないものです。
 
ところが、この「スズメ池」の「スズメ」は人への警戒心が薄く、
割と近くまで接近できます。
その可愛さを保存しようと、喜んでデジカメで撮影。
 
この写真は、今のところの私のベストショットです。

 
これを機会に、アマチュアの「スズメ撮影家」になろうかな。
今後も、皇居ランの途中で、よい絵が撮れたらアップしますね。
 
ところで、「スズメ」は人への警戒心が強いものの、
昔から人との関係が強い鳥です。
彼らは、人の住処に住みつき、生き、恋をし、子どもを育てます。
廃村になって、人がいなくなってしまった地域からは、
なんと人だけでなく「スズメ」もいなくなるそうです。
 
人と「スズメ」は、大昔から「つかず離れず」仲のよい関係。
日本人は遺伝子に染み付くほど太古の昔から、
朝はスズメの鳴き声と共に目覚めていたのです。
私は、昔中国の上海に行ったことがあるのですが、
「スズメ」を1羽も見かけませんでした。
(いや、分布はしているはずなんですけどね・・・)
朝、あの「チュン!チュン!」が聞えない寂しさがわかりますか?
 
日本の爽やかな朝のBGMを奏でてくれている「スズメ」達。
今、日本でも彼らの数は減少傾向なようです。
私たちの昔からの仲間「スズメ」達に、たまには優しい目を向けてみましょう。
当たり前のものに感謝する絶好のチャンスです。
 
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