「1円玉」で1円以上の感動を得る方法

今日は「1円玉」のお話。
ウィキペディアこちらです。
 
いつも身近に持ち歩いているものでも、
「好奇心」のアンテナを向けなければ、知らないことは結構あります。
例えば「1円玉」は、日本で流通している硬貨の中で最も累積製造枚数が多いこととか。
「1円玉」が登場したのは1955年であり、
1951年に登場の「ギザ10(ギザギザつきの10円玉)」に次いで2番目に古い硬貨であるとか。
 
詳しくは、財務省造幣局の「年銘別貨幣製造枚数」を見てみてください。(こちら
この表を眺めていると、結構面白いですよ。
 
また、他にも「1円玉」は雑学的特長が多い硬貨だったりします。
「1円玉」の重さは1グラム。そして、直径は2センチです。
重さの方は、あまり使う機会はないかもしれませんが、
直径の方は、物差しの代わりに使えるかもしれませんね。
 
それから、私も「へ〜」って思った1円玉のトリビアが以下のヤツです。
「世界中の硬貨のうち、水に浮くのは日本の1円玉だけ」
1円玉の材料であるアルミニウムの比重は水より重い2.6なのですが、
水の表面張力の関係で、水に浮かべることが可能なようです。
 
実際に私も実験してみました。
ところが、最初何度挑戦しても1円玉は沈んでしまう。
「なんだ!デマか!」と思ったのですが、
「比重は水より重いが表面張力で浮く」という説明を思い出し、
1円玉をティッシュでよく拭いて、そっと水面に浮かべるように置いてみました。
そうしたら、今度はちゃんと浮きましたよ。

 
このトリビア。「水に浮く」という表現は語弊があるようです。
正確には、「水に浮かべることができる」という表現の方が誤解が少ないと思います。
なお、1円玉が水に浮かぶことの科学的考察は、こちらをご覧下さい。
 
今日は「1円玉」で、また一つ知的好奇心を満たすことができました。
「好奇心」を持って世界を見渡せば、世界は宝物だらけ。
この宝物、子どもの頃には見えていたのに、大人になると見えなくなってしまいます。
 
人生が退屈だと思っているそこのあなた!
それから、人生が苦しくて仕方ないと思っているそこのあなた!
私から、ささやかな「好奇心」をプレゼントします。
「1円玉」を水に浮かべてみてください。
きっと、子どもの頃に味わったキラキラした「好奇心」を思い出すはずです。
あ、これ、コツがわからないと、結構難しいですよ。
なるべく指先を一緒に水面につけないようにして、
「1円玉」のみを水面につけるようにすることがコツです。
 
それから、お子様をお持ちのお父さんやお母さん。
お子さんと一緒に「1円玉」の実験をしてみてはいかが?
きっとお子さんは、うまく「1円玉」を浮かべることができないはずです。
そこで、事前に練習済みのあなたが颯爽と「1円玉」を水に浮かべてあげましょう。
お子さんのあなたを見る目が、きっとキラキラしてくるはずです。
そして、お子さんにも「1円玉」を浮かべる方法を伝授してあげましょう。
きっと、楽しく幸せなひと時を過ごせると思いますよ。
 
本当に簡単な実験ですから、
これを見た方は是非チャレンジしてみてくださいね。
1円以上の価値は絶対にありますから。
 
心に潤いを。世界に彩りを。