「情報化」の現代だからこそ、「雑学」を趣味にしよう

2015年10月21日は、
あの名作映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」で、
主人公のマーティが時間移動した未来の日です。
 
あの映画の世界のように、
空飛ぶスケボーはまだ開発されていませんが、
当時から大きく様変わりしたことがあります。
 
「情報化」です。
 
インターネットの発展と、スマホ等の携帯情報端末の普及。
これらは、本当にどえらい変化を、私達の生活に起こしました。
 
実は「情報」に限って言えば、
ドラえもんの「4次元ポケット」が既に完成しているのです。
 
皆が知っているドラえもんの歌。

こんなこといいな できたらいいな♪
あんな夢 こんな夢 いっぱいあるけど〜
みんなみんなみんな かなえてくれる
不思議なポッケで かなえてくれる

まだ、ここまではできませんけど・・・
 

こんなこと知りたい わかったらいいな♪
あんな情報 こんな情報 いっぱいあるけど〜
みんなみんなみんな 教えてくれる
不思議な電話で 教えてくれる

ここまでは、実現できている訳です。
 
これって、とてもすごいことだと想いませんか?
30年前の人達に上記の替え歌を聴かせても、
アニメやSFの世界の話だと感じることでしょう。
 
現代には、こんな素敵な「4次元ポケット」があるのですから、
是非積極的に活用して楽しむのが、吉(きち)だと思います。
「ネット」という4次元から、何でも取り出すことができるんですよ?
 
さてネットの記事を見ていて、私は「舌打ち」という行動に興味を持ちました。
「舌打ち」は、非言語の表現です。
しかし言葉以上に、相手に「不快である」という意図が伝わる行為だと思いませんか?
しかも、おそらく日本人だったら誰でもその意図を読み取れる共通表現です。
だからと言って、親が子どもに「舌打ち」を教えるという話も聴いたことがありません。
 
皆気づいたら、不快な時に「舌打ち」をするし、
「舌打ち」をされたら、自然にムカつく訳です。
 
もしかしたら、昔人間が猿だった頃のDNAに擦り込まれた記憶か?と考えました。
 
人間が「言葉」を手に入れる前のコミュニケーションは、
「舌打ち」のような音を出す行動で行われていたのでは?と考えた次第です。
 
さっそく「舌打ち」を調べてみました。
しかしウィキペディアによると・・・

日本では歯がゆいことがあった時や悔しい時など、
何らかの不快なことがあった時に行われることが多い。
このため、多くの場合他人にも不快感を与え、
安易に多用すると周囲との人間関係を悪化させる可能性が高い。
しかし、中国や韓国ではちょっと感動した時や賞賛する時、
シリアでは同情した時、
インドでは「うん」「ううん」「へぇ」「そう」のような相槌代わりなど、
国や文化によってこの動作の意味は大きく異なる。

とのことです。
 
感動?賞賛?同情?
日本の「舌打ち」の使い方は、世界的に見るとマイノリティーなんですね。
他の国々では、ポジティブな表現として使っています。
 
ということは・・・
中国や韓国やシリア、インドの人達が、「舌打ち」をしても、
反射的に喧嘩腰にならない方がよさそうですね。
 
もっとも、賞賛や同情で「舌打ち」する時の「表情」と、
不快の気持ちで「舌打ち」をする時の「表情」は、
全然違うだろうと想像できます。
 
「舌打ち」は万国共通でなくても、「表情」は万国共通のはず。
 
ウィキペディアで調べてみると、こんな説明を見つけました。

チャールズ・ダーウィンは著書『人間及び動物の表情について』(1872刊)を書く前に、
世界各地の先住民族へ手紙を送り、それぞれの表情についてアンケートをとった。
このアンケートは現在の基準から見れば不十分な物であったが、
その結果に基づいてダーウィンは表情は人類共通であると結論づけた。

 
ここまで考察して、「舌打ち」や「言葉」以上に、
「表情」がコミュニケーションに重要であることに気づきました。
そもそも「表情」という漢字は、「感情を表す」で「表情」ですもんね。
 
さて今日描いた情報は、
インターネットのない昔では、図書館に行って調べる等しなければなりませんでした。
そして図書館で調べても空振りのことが、ほとんどだと思います。
 
情報や知識を楽しむ人間にとって、現代は本当に夢のような世界です。
人間の脳は、「知る」ことに「快楽」を覚えます。
「世界の全てを知りたい」という欲求が、あらかじめ埋め込まれているかのように。
 
私達の目の前に、「情報」の海が広がっています。
せっかく海があるのに、遊ばない手はないと想うのです。
 
「情報化」の現代だからこそ、「雑学」や「知識」を趣味にすることを私は提案します。