「朝」を制する者は、「人生」を制する

私やあなたの「人生」は、もうどのくらい過ぎ去ってしまったでしょうか。
 
私はおそらく「人生」の半ば以上が過ぎ去ってしまっています。
今までの期間、自分は何をやってきたのだろう・・と思わなくもないです。
 
しかし、私達には毎日「朝」がやってきます。
毎日「始まり」が用意されているのです。
 
それは、とてもとても有り難いことだと思います。
なぜなら、今までがダメでも「今日から」はうまくいくかもしれないからです。
 
例えば、野球をしたとします。
もし、その野球が9回で終わらないとしたら?
全部で900回やって、やっと勝敗が決まるとしたら?
そんなの途中で大量の点差がついて、嫌になりますよね?
 
しかしちゃんと9回で終わるとしたら、
「今日は負けても明日は勝つぞ」という気持ちになれる訳です。
 
そういう風に考えていくと、「朝」の存在はとても有り難いと感じませんか?
昨日は最悪な一日でも、今日は最高のイケてる一日にできるかもしれない。
 
ということで、「朝」をあがめましょう(笑)
「朝」の時間を、大切にするのです。
 
くれぐれも、前日に夜更(ふ)かしして、
「朝」出勤時間ギリギリで目覚め、焦りながら家を出るのはやめましょう。
一日の始まり、いや「人生」の始まりを、しっかりと感じるのです。
 
生まれた時は、泣いて生まれてきましたが、
明日からの「人生」の始まりは、笑顔で充実した気持ちで迎えましょう。
 
私のオススメは、朝の散歩です。
朝の散歩において、特に感じてほしいのが鳥たちのさえずり。
そして、朝日です。
 
夜が明け、鳥たちは「さあ、今日も1日がはじまるぞ!」と
一生懸命さえずっています。
その希望に満ちたエネルギーを感じたいものです。
 
鳥たちは、「始まり」を教えてくれる朝日をとても待ち望んでいます。
 
「うつ」の療法として、朝日を浴びるというものがあるそうです。
太陽の光には「セロトニン」の分泌力を高める効果があります。
過剰なストレスや環境の変化などが影響して「セロトニン」は減少してしまいますが、
反対に太陽の光を浴びることでセロトニンを増やすこともできるのだそうです。
 
「うつ」には閉塞感が伴います。
しかし朝日を浴びることで、
「まだ終わっていない」「これから始まるんだ」という気持ちにも
なるかもしれないなと思う次第です。
 
早起きして余裕をもって会社に行くと、
心の準備が整った状態で、仕事を始められます。
朝は、最も脳が働く時間帯。
その時間を、早起きして整った状態でフル活用できると、一日の仕事の質も向上します。
 
「朝」というチャンスを、軽視してはいけないのです。
「朝」を制すれば、これから先の「人生」を制することができます。
ゆめゆめ、夜ふかしという現実逃避で、
「人生」の始まりをつぶすことなかれ。