「対人関係」

「不完全」

人は、なぜ苦しむのか? ブッダが、掲げたテーマです。 生きる上での「迷い」の源泉は、この問いに集約されると思います。 キリスト教では、 人間は生きながらにして「原罪」を背負っているからという話になるようです。 私はこの考え方には、救いがないよう…

「依存」と「委任」の間

私は人に「委ねる」ことが苦手です。 うまく人に何かをお願いすることができません。 それは私が、「委ねる」の意味を勘違いしていたからです。 私は「委ねる」を、「依存」のように感じていました。 そりゃあ、人に「依存」するのは気が引けて当然です。 「…

「アドラー心理学」における「信用」と「信頼」

先日から、 「嫌われる勇気」というベストセラー書籍の内容のご紹介をしています。 フロイト、ユングと並び、心理学の3大巨頭と言われている アルフレッド・アドラーの思想を対話形式でわかりやすく解説している本です。 (「アドラー心理学」のウィキペデ…

「コミュニケーション」下手を治す方法

私は、昔からコミュニケーションが下手です。 もちろん今もコミュニケーションが下手なのですが、 中学生の頃の自分と、 今の自分では、その原因に違いがあります。 中学生の頃の自分は、話すネタ自体を持っていませんでした。 それに話したいと感じてもいな…

「憎しみ」への処方箋

「人を呪わば穴二つ」 あなたは、この言葉の意味をどのように捉えていますか? 「人に害を為そうとするとバチが当たる」というような、 「悪事には報いがある」というふうに捉えている人が、多いのではないでしょうか? それは実際に正しくて、 故事ことわざ…

「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」

「その人を知りたければ、その人が何に対して怒りを感じるかを知れ」 私の好きな漫画「ハンターハンター」の第一巻に登場するセリフです。 (ハンターハンターのウィキペディアは、こちら) 今は32巻まで発売されていますが、 この1巻の主人公(ゴン)が話し…

人に「関心」を持つには、どうしたらよいか?

マザーテレサの言葉。 「愛の反対は無関心」 上記から、「愛=関心」ということが見えます。 では「関心」とは何かというと、 その人の生活環境とか家族との出来事とかそういうことも大切ですが、 とりわけ大きなポイントは、その人の「感情」ではないでしょ…

「一点のリスペクト」

私は「人生」の前半戦において、 人との「つながり」のない「人生」を送ってきました。 ですので、 私の「人生」の後半戦において、 人との「つながり」を得ることは、最大の「願い」です。 多くの人が享受しているであろう、人との「つながり」。 これを体…

人にだけ「関心」が持てない

昨日のブログのテーマは、マザー・テレサの言葉「愛の反対は無関心」でした。 「愛の反対は無関心」ならば、すなわち「愛」とは「関心」であると。 そして私は、自分が森羅万象に「関心」があると描きました。 更には、森羅万象を愛すれば、愛する対象から力…

「自分への関心」「相手への関心」

先日このブログで、 「嫌われる勇気(岸見 一郎/古賀 史健:著)」という 70万部販売のベストセラー本の内容を一部紹介しました。 『「正しい」は、危険物』という記事です。 この本は、アドラー心理学という心理学を対話形式で説明しています。 アドラー心…