「生命」

「利己的な腸」

「利己的な遺伝子」という リチャード・ドーキンス博士が提案した有名な生命の解釈があります。 個々の生命は「遺伝子」の乗り物に過ぎないという考え方です。 「遺伝子」には、自身のコピーを増殖させるという至上命題があります。 その目的を達成するため…

「生命」とは、「情報」の記憶媒体である

「生命」とは何か? そんな問いを持ち続けている私にとって、 先日非常によい本と出会うことができました。 その本は、 「生命のからくり」(中屋敷均著)という本です。 講談社現代新書で出版されており、Kindleの電子書籍で購入しました。 「生命」という…

「遺伝子」のプログラムの隙間に

今Kindleの電子書籍で、 コンラート・ローレンツ博士の著書「ソロモンの指輪(動物行動学入門)」を 読んでいます。 彼は、1973年にノーベル生理学・医学賞を受賞したオーストリアの研究者です。 私達になじみの深い話で言えば、「刷り込み現象」の発見があ…

ジーン(Gene)とミーム(Meme)−あり続けるもの−

万物は流転(るてん)します。 ですから、全てのものはいつか消え去り、そして新しいものが生まれる。 それが、この世界の定めです。 量子力学によれば、世界を構成する最小単位である素粒子ですら、 何もない真空から生まれたり、反物質とぶつかって消滅す…

外来種の「雑草」から経営のヒントを見出す

私は「雑草」が好きです。 自身の「強み」を活かした逞しいその「生命力」に、「美しさ」を感じます。 そもそも私達が、最も目にする身近な「生命」とは何でしょう? 散歩中の犬でしょうか? ハエやゴキブリでしょうか? スズメでしょうか?カラスでしょうか…

【問答童話】王様とテロリスト

<問いかけ> あなたは以下の童話に登場する2人の人物のうち、 どちらの言い分の肩を持ちたいですか? それでは、はじまりはじまり〜<問答童話> ある国に捕らえられて死刑を待つテロリストがいました。 その国の王様はテロリストと一度話をしたいと感じ、…

「継続」は「命」の燃焼である

私は、今「モノ」です。 自分で自分のことを「モノ」として見ているので、 自分を「愛」することができません。 自分を「モノ」として見ていれば、 他者のことだって「モノ」として見てしまうので、 結局私は、他者を「愛」することもできていない訳です。 …

ダンゴムシに「心」はあるのか?

「世界」とは何だろう?「生命」とは何だろう?「心」とは何だろう? 私の頭の中には、常にこういった「疑問」が存在しています。 この常駐している「疑問」は私の「アンテナ」の役割を果たし、 情報キャッチの感度を強く高めるのです。 例えば書店に行った…

「生命」を最も愛おしく感じるシチュエーション

「生命」を最も愛おしく感じるシチュエーションって、どんなだと思いますか? 私は、宇宙から地球を見た時に、 「生命」を最も愛おしく感じるのではないかなと思います。 宇宙飛行士は、不毛の「宇宙」から地球を見ると、 「地球」の美しさに息を飲むのだそ…