2016-01-01から1年間の記事一覧

セミのさえずり

最初、私は鳥のさえずりだと思っていました。 「ジジジジジジジ、フィーヨフィーヨ」 3年前に引っ越してきた今の町で、 この時期、こんな鳴き声をあっちこっちで聴きます。 一体どんな鳥が鳴いているんだろう? ずっと、気になっていました。 昨日町を歩いて…

電子書籍のススメ

電子書籍、使っていますか? 私は、Amazonのキンドルを使っています。 キンドルホワイトペーパーという6,000円弱の端末です。 最初、紙でない書籍とはどんなものか、不安でしたが、 特に不便もなく重宝しています。 一番気に入っているのは、 持ち回りのよさ…

思考の「フォグランプ」

「旅は道連れ 世は情け」 「江戸いろはがるた」の「た」の文字で読まれることわざです。 故事ことわざ辞典によりますと、 昔は情報量も少なく旅先に知人などもおらず、 今と違って旅は大変不安なものだったことから、 旅に同行者がいるということはとても心…

戦略的「ポケモンgo」

「ポケモンgo」をまだやっています。 「ポケモンgo」とは、どんなゲームなのか? 簡単に言うと、陣取りゲームです。 自分の手持ちのポケモンを育成して、 特定のポイントに陣取っている他プレイヤーのポケモンに闘いを挑み、 勝ったらその陣地を奪えます。 …

最も効率よく勉強する方法の提案(親が子どもの生徒になるススメ)

よく言われていることですが、 最も効率よく学ぶためには、 「学んだ内容を誰かに教える」ことが一番だそうです。 これは、私の経験則からも「そうだな」と感じます。 暗記だけなら一人でできましたが、 内容を理解するという一歩進んだ段階になると、 誰か…

鍵の歴史(日本)

先日、何となく家の鍵を見つめていて、 日本における鍵の歴史を知りたくなりました。 「日本って、昔は鍵が存在していたのかな?」 昔の日本の戸締まりというと、 私は「心張り棒」をイメージします。 引き戸が開かないように、家の中から押さえておく「つっ…

「漆黒の蝶」

私は、飛んでいる蝶を見るのが好きです。 飛んでいる蝶が視界に入ってくると、 私の注意はそこに惹きつけられます。 あの独特の存在感。 それは、あの美しい羽の模様や形だけでなく、 彼らの特徴的な飛び方によって、醸し出されています。 そう言えば、私の…

ポケモンGOと「雑草」戦略

最近私も、ポケモンGOをやっています。 世界中で大流行している、全く新しい形のゲーム。 「これは、やってみないと!」と、私の好奇心が刺激されました。 ポケモンGOは、 「最初の1か月間で最もダウンロードされたモバイルゲーム」として、 ギネス記録…

タカサゴユリ

最近気になる花があります。 ユリですね。 この時期、街中でよく見かけます。 私の興味を惹いたのは、 その生育場所です。 車がびゅんびゅん走る道路沿いとか、 おおよそユリという花には似合わない場所で 真っすぐに白い花を咲かしています。 そう、まるで…

「情報」は、2度生まれた

本日は前回に引き続き、 「生命のからくり」(中屋敷均著)という書籍から頂いた情報を基に、 ブログ記事をお届けします。 前回の記事でも描きましたが、 「生命とは何か?」ということに興味を持たれている方には、 是非おすすめしたい書籍です。 この書籍…

「生命」とは、「情報」の記憶媒体である

「生命」とは何か? そんな問いを持ち続けている私にとって、 先日非常によい本と出会うことができました。 その本は、 「生命のからくり」(中屋敷均著)という本です。 講談社現代新書で出版されており、Kindleの電子書籍で購入しました。 「生命」という…

ワクワク、愛する

私は、口頭でのコミュニケーションは得意ではありません。 しかし、伝えたいこと、発信したいことは、山ほどあるのです。 押しつけではなく。 誰かを自分の思想に染めようと言うのでもなく。 発見したものを「見て!見て!」と親にねだる子どものように、 一…

植物の生存戦略「C-S-R三角形」

「C-S-R三角形」は、植物の生存戦略に関する仮説です。 ジョン・フィリップ・グライム博士によって提唱されました。 (ウィキペディアは、こちら) この仮説で示されている3つの戦略は、以下の3つです。 (1)ストレスが小さく撹乱が少ない生育場所に適応し…

「得」を見つける

「得」という言葉は、 あまりよい意味で使われていないように思います。 「損得感情」という言葉があるように、 人情を無視したエゴイスティックな響きがあるからでしょうか。 もともと「得」にはそんなニュアンスはないと思うのですが、 他者でなく自分だけ…

「セミファイナル」と「ポケモンgo」

ネットで流通しているミーム(meme)に、 以下のような画像があります。 (ミーム(meme)とは、遺伝子(gene)のように、世界で複製・増殖する情報のことです 詳しくは、過去ブログ『増殖したがる「ミーム(meme)」』をどうぞ) 私は、この「セミファイナ…

ただただ、生きることができるようになると・・・

ススキの根本から、 ナンバンギセルという植物が生えていることがあります。 (ウィキペディアは、こちら) 写真を見て頂ければわかるとおり、 南蛮渡来のキセルのような形の花を咲かすところから、 この名前がついています。 実はこの植物、ススキなどのイ…

累計100万アクセスを超えました!

「継続」することって、 「生きる」上で重要なことだと感じます。 「継続」は、「情熱」の証です。 ただただ流される「人生」に逆らって、 竿を立て続けること。 これが、私の中の「継続」のイメージです。 川をさかのぼるサケを想像してみて下さい。 海で大…

アマゾネスのような魚「ギンブナ」

アマゾネスは、ギリシャ神話に登場する女性だけの部族です。 黒海沿岸の他、アナトリア(小アジア)や北アフリカに住んでいた、 実在した母系部族をギリシア人が誇張した姿と考えられています。 (ウィキペディアは、こちら) 基本的に女性のみで構成された…

この線を出たら・・・

先日5歳になる甥と一緒に歩いていたところ、 甥が横断歩道の白線の上を一生懸命に歩いていました。 どうやら、舗装されていないところを出たらダメというルールを、 自分で決めているようです。 「ああ、自分も昔こんなことをやっていたな・・・」という記…

「アレロパシー」

ずっとアウトプットしたかったお題があります。 それは「アレロパシー」。 雑草に興味を持つ私は、 セイダカアワダチソウやナガミヒナゲシ等、 現在隆盛を極めている勝ち組の雑草が、 土壌に「アレロパシー」という毒を分泌することを知りました。 この毒で…

「知識」との「幸せ」な遭遇

私はもともと「生物」が好きでした。 高校時代には、 興味のあるところから片っ端に「生物」に関する本を読んでいました。 しかし私は、学校の授業の「生物」は嫌いです。 例えば授業では、細胞の構造を覚えさせられます。 ゴルジ体?リボソーム?リソソーム…

「心」をほぐす

私は、「人生」を旅と捉えています。 私達の生きる一日一日は、新たな「出会い」や「発見」の連続です。 毎日顔を合わせる職場の同僚も、昨日と全く同じ人ではありません。 昨日から一日分の経験を詰んだ、「new同僚」なのです。 職場の同僚が髪を切ると、す…

こんな け゛ーむに まし゛に なっちゃって と゛うするの

人間(生命)は、必ず死にます。 そう考えると、 「どうせ死ぬんだから」と、怖いものもなくなると思うのですが、 生きているうちは、様々なものを恐れ、様々なものに囚われ、様々なものを愛します。 「人生」とは、砂浜で砂の像を造るようなもの。 いつか崩…

多忙中につき

現在少し多忙中につき、 なかなかブログを更新できていません。 うまく環境との折り合いをつけつつ、 ブログ記事を描いていきたいと思っている次第です。 このブログは、私の生きた足跡ですので、 再びしっかり残していけるようにしたいと思います。 私にと…

「逃げるハイド」

しばらく、ブログを描けていませんでした。 「逃げ」の状態から抜け出せなかったから。 今は、抜け出せる糸口が少し見えたような気がするのですが、 「逃げ」というものはしつこくて、 なかなか自分をつかんだ手を離してくれません。 そして、首尾良く抜け出…

「逃げる」とは?

私は、時々「逃げ」に襲われます。 そういう時は、活動するモチベーションが下がり、 何もしたくないという気持ちになるのです。 つい先日もそういう状態になってしまったので、 「逃げ」の本質を解明したいと思います。 「逃げ」とは何か? こういった複雑…

「世界」とこんにちは

私は、動物行動学を「私達人間」を知るための重要なツールとしています。 それは、車の仕組を理解するには、 様々な機能のついた最新のオートマ車を観察するよりも、 マニュアル車や原付バイクを観察した方が早いからです。 まず原付バイクの仕組を理解すれ…

「子どもの2大行動原理」

前回の記事で、大切なことに気づけたので、 今回は同じテーマをもう少し深掘りします。 (前回ブログ:「不幸」の反対は、本当に「幸せ」なのか?) 今回追っているテーマは、ぶっちゃけると「逃げ」に関することです。 「逃げ」ても「幸せ」になれない。 こ…

「不幸」の反対は、本当に「幸せ」なのか?

「不快」から遠ざかっても、不思議なことに「快」にはなりません。 「苦しい」ことから遠ざかっても、 「楽」にはなりますが、「楽しく」はない訳です。 思うに、「不幸」と「幸せ」は同じ軸線の上にないように感じます。 「不幸」が全くない生活をしていて…

魚の世界で成立する「信頼」関係

ホンソメワケベラという魚をご存じですか? おそらく、多くの人がこの名前に聞き覚えがあると思います。 それは、この魚がとても変わった生態をしていて、 よくテレビで紹介されるからです。 (ホンソメワケベラのウィキペディアは、こちら) では、実際の画…