生き方を考察する

「心」のエネルギー政策

私はここ1ヶ月の仕事で、 自身のエネルギーを最大限に出力できる状態から、 自身のエネルギーが出力不能になる状態まで、 両極端の状態を体験しました。 この落差からの気づきは、貴重でした。 まず双方の状態を比較すると、 エネルギー最大限の状態の方が…

本当の「座右の銘」を、持っていますか?

アインシュタインの言葉。 「人の価値とはその人が得たものではなく、その人が与えたもので測られる」 こういうブログをやっているので、 過去に様々な金言を紹介してきましたが、 上記アインシュタインの言葉は、 その中でも私にとって一番の言葉です。 こ…

「怒り」を「幸せ」に

『「人生」は釣りの如(ごと)し』と、 私は以前のブログ記事で述べました。 「知識」という釣り竿を様々に揃え、 「考察」というエサを練り込み、 「経験」という魚を釣り上げる。 以前練り込んだ「考察」に、 「経験」が引っかかりましたので、 そのことを…

「心」の「型」

「生き方」を学んでいくには、 「知識」と「考察」と「経験」が必要だと考えます。 いくら「知識」を仕入れて「考察」を重ねたとしても、 「経験」という実践がなければ、 「絵に描いた餅」にしかならない訳です。 企業家の「人生哲学」が的を射ているのは、…

「魂」の声を聴け

「感情」でもなく、 「不安」でもなく、 「損得」でもなく、 「周囲」の反応でもなく、 「魂」の声を聴け。 「感情」に流されて行き着く先には、何が待っているのか? 「不安」に追われて行き着く先には、何が残っているのか? 「損得」を追って得たものは、…

「感情」vs「理屈」

「感情」と「理屈」。 私の行動原理は、「感情」よりも「理屈」が優先します。 「感情」は薄いです。 今まで「理屈」を頼って、生きてきました。 「感情」が薄いので、 人との「つながり」が薄い「人生」です。 しかし「理屈」に頼って、よかったこともたく…

「共感」の光と影

前回のブログ記事の論点は、「やさしさ」に対するダメ出しでした。 今日は、「共感」にダメ出しをしたいと思います。 もちろん「やさしさ」や「共感」には、 確かに美しい面があることを認識した上で、 しかしそれは一面的な見方に過ぎないというアンチ・テ…

「やさしさ」判定の「型」

以前ご紹介した書籍、 『「やさしい」って、どういうこと(アルボムッレ・スマナサーラ著)』(宝島社)は、 私にとって「見つけもの」の本です。 (過去ブログは、こちら) この本によると、 「やさしさ」の判定基準は人それぞれ「型」があるそうです。 「…

「心」のリソース(資源)

「心」には、容量(キャパ)があると思います。 何を言っているのかと言うと、 パソコンのイメージです。 最近のパソコンは高性能になっていますが、 複数の処理を同時にこなしていくと、 段々と処理速度が落ちてきます。 「心」も同様に、複数のことをやろ…

「夢」の適齢期

「夢」というものを、真剣に考えてみました。 皆さんは、「夢」を真剣に追ったことがありますか? 私は、ありません。 子どもの頃に、「夢」を想い描いたこともありません。 さて「子どもの頃の夢」は、世間一般では好意的に解されるものです。 もちろん私も…

「死」についての考察(3)

「量子テレポーテーション」という言葉を、ご存じでしょうか? 実は現在の科学技術で、テレポーテーションは成功しています。 「え?」と思う人もいるかもしれませんが、 現在テレポートに成功しているのは、「モノ」ではなく「情報」です。 詳しくは、ウィ…

「死」についての考察(2)

「メメント・モリ」 〜「死」を思え〜 ウィキペディアによりますと、 この言葉は、 古代ローマで「将軍が凱旋のパレードを行なった際に使われた」そうです。 将軍の後ろに立つ使用人は、 「将軍は今日絶頂にあるが、明日はそうであるかわからない」というこ…

「死」についての考察(1)

「死」について、真剣に「考察」したことがありますか? 実は「死」についての「考察」は、 「人生」って何だろう? 「幸せ」って何だろう? という「考察」と同様に、個人が考えるべきテーマです。 「人生」をどう解釈するかと同様に、「死」をどう解釈する…

「やさしい」って、どういうこと?

先日、 『「やさしい」って、どういうこと?(宝島社)』という書籍を購入しました。 著者は、アルボムッレ・スマナサーラさん。 スリランカ出身の方で、 現在は日本テーラワーダ仏教協会という、 初期仏教を日本で布教している団体の長老をされている方です…

死なない程度に「負荷」をかける

人は生きていく上で、 様々な悩みや苦しみが伴いますが、 こればかりはどうしようもないところです。 どんな金持ちや権力者だって、 四苦八苦からは逃れられません。 尽きないストレス。 日々、個々のストレス源と向き合っていると、生きるのが億劫になって…

繰り返しているのか?積み上げているのか?

たびたび出している例で恐縮ですが、 ソ連の強制収容所では、 収容者に穴を掘らせては埋めさせるという苦役がありました。 苦労して自分の掘った穴をまた自らの手で埋めるという、 無為な労働に、収容者の精神はやられてしまう訳です。 「心」というものは、…

私の「琴線」

私は、「可哀想」という感情をよく持ちます。 そしてそれが、自分の行動原理になることが多いです。 童話や物語でも涙が出ます。 例えば、「ゴンギツネ」や「一杯のかけそば」。 それから先日読んだ絵本でも、涙があふれそうになりました。 どんなところで泣…

「強く」なるには、「答え」を出せばよい

世界で最も強い人とは、どのような人でしょうか? もちろん「強い」の定義は様々ありますが、 私は「信念」を持つ人々を挙げたいと思います。 人間なんて所詮、虎や熊よりも力の弱い生き物です。 ですから格闘家や武人が最も「強い」かと言うと、そうではな…

「人生ゲーム」のルール

人は、なぜ「生きる」のか? それは、「生きる」ことで何らかの「価値」が生み出されているからです。 さて「価値」がマイナスとなれば、人は自殺すると定義します。 ・・・と考えたのですが、ここに矛盾があると気づいた次第です。 人は、「価値」がマイナ…

心の中に家を建てましょう

人は、年を経るにつれ、処世術を身につける。 自分の特質の一部が、社会と不適合であるとき、 人は、そのギャップを埋める術を身につけねばならない。 それが、処世術だ。 私の場合は「こんなにやっているのに」という想いが強すぎて、 そこの部分を無視され…

「生きる価値」

「人生」は、ドラマでもなければ映画でもない。 ドラマや映画の主人公のような活躍場面もないのに、 皆どうやって自分に「生きる価値」を見出しているのだろうか? 社会に出て職場や大切な人に貢献することは、 自分の「生きる価値」を見つける一つの道だろ…

お小遣い帳

最近ちょっと金欠ということもあり、 お小遣い帳をつけ始めました。 エクセルで作成。 過去にも、エクセルでお小遣い帳を作って管理していたのですが、 その時はお小遣い帳の項目を細かく作りすぎて、長くは続きませんでした。 今回はその反省を活かし、 支…

「生命」は「優しさ」に向かって進化する

何があれば、この「世界」を生きていけるのか? 私は、「誇り」と「優しさ」だと想います。 「優しさ」のない「世界」を想像してみて下さい。 そこに生きる「意味」や「価値」は、あるのでしょうか? そんな「世界」の住人だったら、「心」は成長しないよう…

「過程」に「誇り」を、「結果」に「責任」を。

何があれば、この「世界」を生きていけるのか? 私は、「誇り」と「優しさ」だと想います。 何に対して「誇り」を持つのかと言うと、 自分のやっていることに対してです。 一生の中で一番多くやっていることは「仕事」ですから、 自分の仕事に「誇り」を持て…

「知る」は「優しさ」

バイアス、偏見、フィルター。 どれも、あまりよい言葉ではありません。 偏見を持った人にとっても、偏見を持たれた人にとっても、お互いに不幸なことです。 アフリカのギニアの村で、 予防対策を周知するため政府が派遣した保健当局職員ら7人が、 怒った住…

「幸せ」を常に考えながら生きる

「自分はどうしたらよいのか?」 「自分はこの先どう生きたらよいのか?」 こうしたことに、ここ数ヶ月悩んできました。 自分以外の人にも、相談したりしました。 「すごいな」と感心するような答えを持っている方ばかりでした。 何度も描いてきていることで…

ピリオドに向けて

このブログも、今日で716日目です。 たくさんのことを、このブログで「考察」してきました。 そして、たくさんの時間を費やして「表現」してきた次第です。 このブログを描いてきた原動力は何だったのか考えると、 私が「生きる」上での、「苦しみ」や「悔し…

「幸せ」の味

昨日の続きです。 昨日私は、「人生」は「味わう」ものだと描きました。 五感のうち、なぜ「味覚」なのかと言うと、 「人」と「人生」の関係性をイメージすれば、すぐにわかる話です。 「体」が、「食べ物」を自分に取り入れて成長するように、 「心」は、「…

「人生」は噛みしめる。

花は、鼻で香るもの。 鳥は、耳で愛でるもの。 風は、肌で涼むもの。 月は、目で楽しむもの。 ・・・ちょっと無理矢理まとめた感がありますが、 人は何かの対象に対して、五感を使って感じ取ります。 では「人生」は、どのように感じ取っているのでしょうか…

「芝」は求める。生きるために。

ゴルフ場の「芝」は、 ボールを打ってもはがれないように、 しっかりと地中深く根を張っています。 よほどたくさん水をやって、しっかりと根まで育てているのでしょうか? 実は、水を潤沢に与えても根は育ちません。 逆に、水を限界まで与えないことで、 「…