タカサゴユリ

最近気になる花があります。 ユリですね。 この時期、街中でよく見かけます。 私の興味を惹いたのは、 その生育場所です。 車がびゅんびゅん走る道路沿いとか、 おおよそユリという花には似合わない場所で 真っすぐに白い花を咲かしています。 そう、まるで…

「情報」は、2度生まれた

本日は前回に引き続き、 「生命のからくり」(中屋敷均著)という書籍から頂いた情報を基に、 ブログ記事をお届けします。 前回の記事でも描きましたが、 「生命とは何か?」ということに興味を持たれている方には、 是非おすすめしたい書籍です。 この書籍…

「生命」とは、「情報」の記憶媒体である

「生命」とは何か? そんな問いを持ち続けている私にとって、 先日非常によい本と出会うことができました。 その本は、 「生命のからくり」(中屋敷均著)という本です。 講談社現代新書で出版されており、Kindleの電子書籍で購入しました。 「生命」という…

ワクワク、愛する

私は、口頭でのコミュニケーションは得意ではありません。 しかし、伝えたいこと、発信したいことは、山ほどあるのです。 押しつけではなく。 誰かを自分の思想に染めようと言うのでもなく。 発見したものを「見て!見て!」と親にねだる子どものように、 一…

植物の生存戦略「C-S-R三角形」

「C-S-R三角形」は、植物の生存戦略に関する仮説です。 ジョン・フィリップ・グライム博士によって提唱されました。 (ウィキペディアは、こちら) この仮説で示されている3つの戦略は、以下の3つです。 (1)ストレスが小さく撹乱が少ない生育場所に適応し…

「得」を見つける

「得」という言葉は、 あまりよい意味で使われていないように思います。 「損得感情」という言葉があるように、 人情を無視したエゴイスティックな響きがあるからでしょうか。 もともと「得」にはそんなニュアンスはないと思うのですが、 他者でなく自分だけ…

「セミファイナル」と「ポケモンgo」

ネットで流通しているミーム(meme)に、 以下のような画像があります。 (ミーム(meme)とは、遺伝子(gene)のように、世界で複製・増殖する情報のことです 詳しくは、過去ブログ『増殖したがる「ミーム(meme)」』をどうぞ) 私は、この「セミファイナ…

ただただ、生きることができるようになると・・・

ススキの根本から、 ナンバンギセルという植物が生えていることがあります。 (ウィキペディアは、こちら) 写真を見て頂ければわかるとおり、 南蛮渡来のキセルのような形の花を咲かすところから、 この名前がついています。 実はこの植物、ススキなどのイ…

累計100万アクセスを超えました!

「継続」することって、 「生きる」上で重要なことだと感じます。 「継続」は、「情熱」の証です。 ただただ流される「人生」に逆らって、 竿を立て続けること。 これが、私の中の「継続」のイメージです。 川をさかのぼるサケを想像してみて下さい。 海で大…

アマゾネスのような魚「ギンブナ」

アマゾネスは、ギリシャ神話に登場する女性だけの部族です。 黒海沿岸の他、アナトリア(小アジア)や北アフリカに住んでいた、 実在した母系部族をギリシア人が誇張した姿と考えられています。 (ウィキペディアは、こちら) 基本的に女性のみで構成された…

この線を出たら・・・

先日5歳になる甥と一緒に歩いていたところ、 甥が横断歩道の白線の上を一生懸命に歩いていました。 どうやら、舗装されていないところを出たらダメというルールを、 自分で決めているようです。 「ああ、自分も昔こんなことをやっていたな・・・」という記…

「アレロパシー」

ずっとアウトプットしたかったお題があります。 それは「アレロパシー」。 雑草に興味を持つ私は、 セイダカアワダチソウやナガミヒナゲシ等、 現在隆盛を極めている勝ち組の雑草が、 土壌に「アレロパシー」という毒を分泌することを知りました。 この毒で…

「知識」との「幸せ」な遭遇

私はもともと「生物」が好きでした。 高校時代には、 興味のあるところから片っ端に「生物」に関する本を読んでいました。 しかし私は、学校の授業の「生物」は嫌いです。 例えば授業では、細胞の構造を覚えさせられます。 ゴルジ体?リボソーム?リソソーム…

「心」をほぐす

私は、「人生」を旅と捉えています。 私達の生きる一日一日は、新たな「出会い」や「発見」の連続です。 毎日顔を合わせる職場の同僚も、昨日と全く同じ人ではありません。 昨日から一日分の経験を詰んだ、「new同僚」なのです。 職場の同僚が髪を切ると、す…

こんな け゛ーむに まし゛に なっちゃって と゛うするの

人間(生命)は、必ず死にます。 そう考えると、 「どうせ死ぬんだから」と、怖いものもなくなると思うのですが、 生きているうちは、様々なものを恐れ、様々なものに囚われ、様々なものを愛します。 「人生」とは、砂浜で砂の像を造るようなもの。 いつか崩…

多忙中につき

現在少し多忙中につき、 なかなかブログを更新できていません。 うまく環境との折り合いをつけつつ、 ブログ記事を描いていきたいと思っている次第です。 このブログは、私の生きた足跡ですので、 再びしっかり残していけるようにしたいと思います。 私にと…

「逃げるハイド」

しばらく、ブログを描けていませんでした。 「逃げ」の状態から抜け出せなかったから。 今は、抜け出せる糸口が少し見えたような気がするのですが、 「逃げ」というものはしつこくて、 なかなか自分をつかんだ手を離してくれません。 そして、首尾良く抜け出…

「逃げる」とは?

私は、時々「逃げ」に襲われます。 そういう時は、活動するモチベーションが下がり、 何もしたくないという気持ちになるのです。 つい先日もそういう状態になってしまったので、 「逃げ」の本質を解明したいと思います。 「逃げ」とは何か? こういった複雑…

「世界」とこんにちは

私は、動物行動学を「私達人間」を知るための重要なツールとしています。 それは、車の仕組を理解するには、 様々な機能のついた最新のオートマ車を観察するよりも、 マニュアル車や原付バイクを観察した方が早いからです。 まず原付バイクの仕組を理解すれ…

「子どもの2大行動原理」

前回の記事で、大切なことに気づけたので、 今回は同じテーマをもう少し深掘りします。 (前回ブログ:「不幸」の反対は、本当に「幸せ」なのか?) 今回追っているテーマは、ぶっちゃけると「逃げ」に関することです。 「逃げ」ても「幸せ」になれない。 こ…

「不幸」の反対は、本当に「幸せ」なのか?

「不快」から遠ざかっても、不思議なことに「快」にはなりません。 「苦しい」ことから遠ざかっても、 「楽」にはなりますが、「楽しく」はない訳です。 思うに、「不幸」と「幸せ」は同じ軸線の上にないように感じます。 「不幸」が全くない生活をしていて…

魚の世界で成立する「信頼」関係

ホンソメワケベラという魚をご存じですか? おそらく、多くの人がこの名前に聞き覚えがあると思います。 それは、この魚がとても変わった生態をしていて、 よくテレビで紹介されるからです。 (ホンソメワケベラのウィキペディアは、こちら) では、実際の画…

「見えないもの」を見る力

現在私達には、「見えないもの」を把握する力が求められています。 この力の重要性は近年特に顕著であり、 しかもこれから先、その重要性は指数関数的に増す一方です。「見えないもの」と言っても、 「神」とか「魂」のような神秘的な抽象概念のお話しではあ…

「仲間」の定義

私は、「なんとなく」というのがダメなたちです。 頭の中で明確にイメージできないと、腑に落ちません。 例えば、自分というものの存在が「なんとなく」では、イヤです。 自分なりに、頭の中で納得できていないとモヤモヤします。 同様に、世界とか生命とか…

我思う故に「価値」あり

あなたは「価値」という言葉の意味を尋ねられたとき、 それを答えることができますか? 私は日常で散々「価値」という言葉を使っていながら、 その意味を明確に言語化することができないことに気づいたのです。 よく考えると私は「価値」という言葉を、フィ…

「記憶」と「記録」

今日で、804日目のブログとなります。 ここまで文章を重ねると、 ツイッターで私の過去記事を紹介してくれる人もいて、結構楽しいです。 ツイッターで私の記事を紹介して頂くと、 私に通知が来るようになっています。 そういう通知が来ると、やっぱり気にな…

「星見の井戸」

昨日「目を凝らす」という表現を使いました。 昨日の文章を描いた後、職場で働きながら、 本当にそうだなぁと思ったのです。 自分はどこに向かって、進みたいのか? 日々対処しなければならないことに必死で、 自分にとっての進みたい方向が見えていなかった…

「お金」

「お金」は、現代社会において重要な価値観を形成しています。 「お金」は、単なる紙や金属ですが、 そこには原価以上の価値が乗せられている訳です。 「宗教」が人々の絶対の価値でなくなった現在、 お金だけが人々の見上げる灯火として、今なお煌々と輝い…

月がこんなに丸いから

昨日は、満月でした。 家までの帰り道、 きれいなお月様だったので、 ぼーっと眺めていました。 「月には、ウサギがいるんだっけ」 満月の模様の中に、耳の長いウサギを探します。 そうすると浮かび上がってくる、餅をつくウサギ。 さてさて日本では月にウサ…

決めたから、そうしている

「Why?」 これがわからないと、生きていて空しくならないでしょうか? 毎度挙げる例ですが、 ロシアの強制収容所では、 囚人にスコップで穴を掘らせてまた埋めさせる、 という意味のない労働を強いていました。 一生懸命に苦労して掘った穴を、すぐに埋める…